生物環境学

授業科目区分

学部共通
教養科目 自然科学系
選択 2単位 2年次 前期



担当教員

川井 唯史

履修に必要な予備知識や技能

教養科目 自然科学系 選択科目の海洋生態学を併せて履修することが望ましい。

履修条件

特に無く、高校時代における生物、化学、物理学の履修の有無とは関係無い。

その他この科目を履修するために必要な条件

学習教育の目標

 生物環境学と親しむための教養を身につける。具体的には生物学を中心とした環境への理解を深める。科学的・論理的思考方法を訓練し、系統的理論の展開について実践する力をつけ、実社会で生かすための基礎とする。 また公務員試験や就職試験を念頭に置き、この合格に寄与する内容を講義する。

授業の簡単な概要

 形式は講義と試験とする。中学校レベルの内容を中心とし、時に高校生の1学期の最初の頃に習った生物、化学、物理、社会、経済学の基礎知識があれば理解できるレベルになるような、分かりやすい内容とする。公務員試験を常に念頭に入れ、合格に役立つ講義を行う。助言として平素から自然科学系の社会教育機関(水族館、博物館、動物園、科学館)の活動に注意しておくこと。また、Webや新聞で生物環境問題に注意しておくこと。

学習支援

不定期であるが頻繁に自然科学と情報の関係に関して最前線で働くプロの訪問が多い。例えば自然関係の映像会社、自然をデザインしたブランドのクリエーター、自然環境のコンサルタント、自然ガイド等である。彼等に講義の補助を求めることがある。 公務員試験対策を講義に入れ込む。

オフィスアワー

なし

学習内容

  1. 生物学講義の概要 全体の説明、テスト方式と採点(どうすれば単位取れる?)、受講マナー、だれでも分かる生物環境学入門、アライグマ「ラスカル」を例にとった環境教育の必要性、生物環境面からWebとメディアを利用して挑む地域創造の具体的な実践例と方法を紹介する。
  2. だれでも分かる生物環境学1 「身近な生物の多様性と環境の話」、COP10の意義の説明を通じて、種多様性の重要性の理解を図る。
  3. だれでもわかる生物環境学2 「地球温暖化と生物」、環境変動に伴う身近な生物環境の変動、地球規模の環境変動の問題点
  4. だれでもわかる生物環境学3 「環境ホルモン」以前は大きな社会問題となっていた環境ホルモンの現状を紹介して日本の環境問題の特徴を探る。   
  5. 生物環境学の基礎「生物の分類学、いかに分けて整理するか」、生物環境を把握する基礎となる、生物分類学の具体的な方法を紹介する。
  6. 生物環境学の基礎「生物と行動、生態系とは何か」、生物環境の理解の基礎を為す生物の特徴としての行動、そして生態系とは何かを示す。
  7. 生物環境学の基礎「生物の性と繁殖、なぜ生き物は増えるのか」、生物の最大特徴の一つである性や繁殖のメカニズムを紹介する。講義の後半ではテストに関しての事前情報提供を行う。
  8. 前期テストとその準備。講義時間の前半にテスト対策を行い、生物学の基礎についてのテストを行う。
  9. 生態系を管理する、北海道内の国立公園内の生態系管理例を紹介して生態系の管理に関して学ぶ
  10. 新エネルギーと生物環境、風力発電、原子力発電、太陽光発電と生物環境の関係を紹介して今後の方向性を模索する。
  11. 外来種問題と生態系管理、北海道内を中心とした外来種問題の現状と課題を紹介し、自ら取り組める試みを行う。
  12. 希少種の保護と生態系管理、地球規模や身近な生態系の理解・管理を希少種の保護を通じて行う具体的な手法を学ぶ。
  13. 生態系管理と経済、そして社会の問題、今後の生物環境の鍵を握り、そして極めて複雑な問題である経済、農林水産業、社会と生物環境との関係に関して誰でも理解できるように分かりやすく紹介する。
  14. 生物環境を測る具体的で実践的な生物環境の測定(物理、化学、生物)の内容を紹介し、奥が深い生物環境のコンサルタントを紹介する。
  15. 前期テストとその準備 講義時間の前半にテスト対策を行い、生物学の基礎についてのテストを行う。

期末試験やレポートなどの留意事項

テストの解説と補足。テストの解説を通じて生物環境に関しての総まとめを行う。

教科書

 パソコンの持込等は可、ただし試験の時は不可(公務員試験の演習も兼ねているので、これを想定する)

参考書

(川井唯史著『ザリガニの博物誌』東海大学出版会)(同著『ザリガニ』岩波書店)(同著『ザリガニの生物学』北海道大学出版会)

NDC

46・460

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:     100
レポート:   
作品:     
成果発表:   
ポートフォリオ:
その他:

○×式のテストを2回行い、1回で10問×1問5点=50点、2回で合計100点 その他に出席点を加点する。テストと出席点の合計で素点を付ける。

上記割合以外に注意すべき事項: