教育方法論

授業科目区分

教職専門科目

選択 2単位 2年次 冬集中



担当教員

黒谷和志、佐賀孝博

履修に必要な予備知識や技能

履修条件

その他この科目を履修するために必要な条件

学習教育の目標

教師の子どもへの働きかけやその技術について関心をもち、授業や生活指導において教師が子どもと応答し合う関係を築くための方法論・技術論について理解を深める。 【到達目標】 ・「子ども理解」に関する教育方法学的なアプローチについて理解する。 ・教師の教育的タクトを「省察的実践家としての教師」論との関係で理解する。 ・具体的な教育実践、授業実践に関心をもち、意欲的にその分析を行う。

授業の簡単な概要

本講義は、以下の3つの観点から教育方法・技術の特質を明らかにすることを目的とする。 @教師が子どもに働きかけるとき、教師の目に子どもたちの姿がどのように「見えている」かが重要な事柄となる。教育実践において子どもが「見える」とはどのようなことなのかについて考察する。 A教育の方法・技術は、教師と子どもとの応答的関係のなかで生きるものである。省察的実践家としての教師と教師の教育的タクトをめぐる諸研究に目を向け、教師と子どもとの相互応答や子ども同士の学び合いをつくり出す教育的タクトについて考察する。 B授業記録の分析を通して、授業をつくり出す教育技術や授業をつくり出す視点について考察する。

学習支援

オフィスアワー

学習内容

  1. 子どもを「評価する目」と「理解し、共感する目」
  2. 否定の中に肯定を見る―「問題行動は子どもの心の奥底に秘めた言葉」
  3. 子ども理解は自己理解
  4. 第1テーマ(子どもを「見る」ということ)の講義のまとめの作成
  5. 「行為の中の省察」と教育的タクト
  6. 学び合いをつくり出す教育的タクトの諸相
  7. 指導的評価活動
  8. 第2テーマ(教育的タクトと省察的実践家としての教師)の講義のまとめの作成
  9. 教えと学びのダイアローグを演出する「一枚の学習指導案」
  10. 「行為についての省察」と教師が学び合う場
  11. 授業ビデオを分析するII
  12. 授業ビデオを分析するI及び第3テーマ(教育的タクトを形成する場)第4テーマ(授業実践から学ぶ)の講義のまとめの作成
  13. 情報機器の操作等について学ぶI
  14. 情報機器の操作等について学ぶII
  15. 第5テーマ(情報機器の操作等について学ぶ)の講義のまとめの作成

期末試験やレポートなどの留意事項

教科書

各講義テーマにもとづき、その都度資料を配付する。

参考書

○『新教授学のすすめ』(全5巻)(吉本均編著、明治図書、1989年) ○『学級の教育力を生かす 吉本均著作選集』(全5巻)(明治図書、2006年) 

NDC

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:     
レポート:   
作品:     
成果発表:   
ポートフォリオ:
その他:

授業への出席(10%)、授業での活動や討論への参加(30%)、テーマに即した講義のまとめの作成(3回分)(60%)をもとに、到達目標の観点から評価する。

上記割合以外に注意すべき事項: