地球と資源と環境

授業科目区分


教養科目 自然科学系
選択 2単位 1年次 前期



担当教員

清水 了、荒牧 憲隆、上野 晃生、玉村 修司

履修に必要な予備知識や技能

特になし

履修条件

特になし

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし

学習教育の目標

地球環境や地下資源について、地学と生物学の両面から捉えることを目標とする。

授業の簡単な概要

この授業では、以下の4つの分野に分けて授業を進めていく。 ・地球科学概論 東日本大震災や地球温暖化など、現代人に身近なトピックを通じて、地球科学の基礎を学ぶ。 ・天然水とその汚染  地球環境にある水の種類やその分布を概観する。水の特殊な性質を理解し、天然水汚染の実際やその低減方法について、身近な具体例やデモ実験を交えながら学ぶ。 ・地球環境と微生物 様々な地球環境に生息する微生物に焦点を当て、生命の限界やその種類・働き・地下資源・環境浄化・生活との関わりについて科学・工学の両面から学ぶ。 ・

学習支援

オフィスアワー

学習内容

  1. 全体ガイダンス  各講義の有機的関連を解説する。 天然水とその汚染:地球環境と水  地球環境における水の分布やその種類を概観する。液体としての「水」の特殊性を概説する(異常な沸点・融点、物の溶かしやすさ、その要因)  
  2. 天然水とその汚染:汚染の実例  天然水汚染について、その種類や具体例について紹介する。
  3. 天然水とその汚染:汚染物質の運搬・除去メカニズム  天然水中における汚染物質運搬メカニズムや、汚染物質の除去メカニズムについて概説・実演する。
  4. 地球環境と微生物:生物の分類  生物の系統分類について学ぶ。
  5. 地球環境と微生物:極限環境微生物  乾燥、低温、高温、高塩分、高圧などの極限環境に生息する微生物を紹介し、生命の限界について考えるとともに、その応用について学ぶ。
  6. 地球環境と微生物:地殻内微生物とエネルギー資源  地面の下に広く深く広がる地殻内に生息している微生物に焦点を当て、その種類・働き・エネルギー資源との関わりについて科学・工学の両面から学ぶ。
  7. 地球環境と微生物:くらしの中の微生物  私達の生活に関係する身近な微生物について紹介する。発酵食品をクローズアップし、パン酵母を使ったデモを行う。
  8. 地球環境と微生物:自然環境浄化  自然界で分解が難しい物質がどのように浄化されるのかを、石油分解微生物を例として紹介する。
  9. 地球環境と微生物:生物多様性  熱帯・亜熱帯地域において、野生種トマトを用いた植物ウィルス耐性トマト品種作出プロジェクトに関わった例を参考に、生物多様性の重要性を紹介する(青年海外協力隊の体験談を例に)。
  10. 地球環境と微生物 : 分子生物学入門(1)  我々人類を含め、生物の基本設計図が書き込まれている遺伝子とはどういうものかを、 簡単な実験を通じて紹介する。  (実験を行うため、次の第11回目の時間も用いて実施予定です)
  11. 地球環境と微生物 :分子生物学入門(2)
  12. 地球環境と微生物 : 国際ボランティア論  この時間は、担当講師の国際協力ボランティアに参加した経験を基に「国際ボランティア」について考える。 人間活動によって地球上で起こっていることを考えながら、現在学んでいる専門性をどう社会で活かして いけるかを考える。
  13. 人類と地下環境:様々な地下利用  石油、天然ガス、石炭などの地下エネルギー資源や金属資源の開発、地下トンネル建設などの実例を紹介し、人類と地下の関わりについて学ぶ。
  14. 人類と地下環境:様々な岩石  地球には様々な種類の岩石や鉱物が存在する。岩石や鉱物の標本を使い実物に触れながら、成因や様々な特性、利用形態などについて学ぶ。
  15. 人類と地下環境:岩石力学  地下利用の工学的基礎となる岩石力学について学ぶ。岩石・岩盤の変形や強度、透水性などを表す基本的な物理的特性と、その計測方法などについて学ぶ。

期末試験やレポートなどの留意事項

各担当教官から提出された課題について、レポート形式でまとめる。

教科書

必要な資料はプリント配布します。

参考書

NDC

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:     
レポート:   100
作品:     
成果発表:   
ポートフォリオ:
その他:

上記割合以外に注意すべき事項: