6-2:HTMLの進化

HTMLはインターネットの普及とともに変化を続けてきました。 将来の予測も含めて解説しておきましょう。


・ 最初のHTML(Ver 1.0)は Webのシステムと併せて登場しました。 HTMLは SGMLという標準規格を基に作られ、統一規格のはずでした。
しかし、当初のHTMLはごく簡単なタグしか用意されておらず、 表現力に限界がありました。 このため Webブラウザが普及するにつれ、新しいタグの追加が行われました。 これらの追加はブラウザの開発元が独自に行ったものも多く、混乱が生じました。 その後、HTML Ver 2.0 において標準化が図られましたが、ブラウザ独自のタグの 影響は今でも残っています。 ブラウザに依存するタグはなるべく使用すべきではありません。 また、一方のブラウザでは思ったとおりに表示されるページでも異なる ブラウザでは正しく表示されない可能性があることは頭に入れておいた方が いいでしょう。

・ 上記のように、HTMLがかかえる1つの問題は、「タグが固定されている」 という事実です。 新しい機能を付け加えるためには、 そのたびに HTMLそのものを変更しなくてはいけません。 このような弱点を補うために導入されたのが XML(eXtensible Markup Language)です。
XML自体は Webページに限定されない広い応用範囲を想定しています。 現在の HTMLは Ver 4 ですが、この後継は XML を基にした新しい XHTML(eXtensible Hyper Text Markup Language)となります。 最新情報は、下記のURLにあります。


http://www.w3.org/TR/xhtml1/

XMLと並んでこれからのWebページに欠かせないのが 「スタイルシート(Style Sheet)」の考え方です。 スタイルシートの働きは、Webページとは分離した形でデザインの方針を記述する ことです。 文字のサイズや色、レイアウトなどは直接 HTMLの中で指定するのではなく、 スタイルシートとして別のファイルに記述しておくのが最近の考え方です。
スタイルシートについての詳しい情報は下記のURLにあります。


http://www.w3.org/Style/CSS/