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安藤友晴
情報メディア学部講師。担当科目:データベース論、ソフトウェア特論など。

J2EEとその関連分野に関心を持つ。

Javaプログラミングの講義を担当。学生にはプログラミングの楽しさを伝えたいと思っている。







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      第二回 Webアプリケーション       

 インターネット上の技術を使ったシステムやプログラムを作るとき、Webを利用するのが当たり前になりつつあります。Javaでも、Webを利用するしくみが整っています。今回からしばらくのあいだ、WebとJavaとの関わりについてお伝えしていきましょう。今回は、Webの一般的な話が中心です。

●サーバとクライアント、プロトコル
 インターネットでは、サービスを提供する側を「サーバ」と呼び、サービスを受ける側を「クライアント」と呼びます。サーバとクライアントは、「プロトコル」という決まりに従って通信します。

 Webの場合について考えてみましょう。Webブラウザを使って、稚内北星学園大学のWebサイトである http://www.wakhok.ac.jp/ にアクセスするするとします。サービスを提供する側であるサーバは、 このWebページを提供しているコンピュータ、つまり稚内北星学園大学にある特定のコンピュータ上にあります。このサーバのことを「Webサーバ」と呼びます。そして、Webブラウザがクライアントになります。

 ユーザは、Webブラウザを使って http://www.wakhok.ac.jp/ というURLを入力したり、あるいはリンクをクリックします。するとWebブラウザは、 http://www.wakhok.ac.jp/ に接続して、Webページの内容を画面に表示します。こうした WebサーバとWebブラウザの通信には、 「HTTP」というプロトコルが使われています。

 インターネット上には、いろいろなプロトコルがあります。例えば、メールを送るときには「SMTP」、 メールを受信するときには「POP」や「IMAP」というプロトコルが使われます。ほかにも、ファイルを転送する「FTP」や、 ネットワークで接続されたコンピュータを、まるで自分の目の前にあるコンピュータであるかのように操作できる「TELNET」というプロトコルが著名です。

●「動的な」Webページ
 Webページの中には、ユーザがWebページに何かを入力して使うものがあります。一例として、Google などのサーチエンジンについて考えてみましょう。ユーザは次のようにして Google を使うことでしょう。
  • Google のページを呼び出す
  • 調べたい言葉を入力する
  • 検索ボタンを押す
  • その言葉に関するWebページのリストが出力される
  • リストの中からWebページを選んで見てみる

 サーチエンジンは、入力された言葉に関するWebページのリストを出力します。入力される言葉が違えば、当然ながら出力されるリストも変化します。ユーザからの入力によって出力結果が変化するので、このようなWebページは「動的な」Webページと呼ばれます。一方で、ユーザからの入力を必要としない、普通のWebページは、「静的な」Webページと呼ばれることがあります。

サーチエンジンの他にも、ユーザからの入力が必要になるWebページがたくさんあります。

  • 本の検索
  • 商品の購入
  • 掲示板
  • チャット

 こうしたWebページは、すべて「ユーザがWebブラウザを使って何かを入力し、必要な結果を得る」という働きをします。この働きは、PCで動く通常のアプリケーションとよく似ています。そこで、先に挙げたようなWebページは「Webアプリケーション」と呼ばれることがあります。

●なぜWebアプリケーションなのか
 Webアプリケーションは、インターネット上ではもちろん、企業内の情報システムでもよく使われています。その理由は何でしょうか?

 それは、Webが十分に普及しており、取り扱いも楽だからです。

 Webアプリケーションを使う側にとっては、それこそどこにでもあるWebブラウザを使ってURLを呼び出すだけで、Webアプリケーションを使えます。特定のソフトウェアをインストールする必要はありません。また、Webブラウザの操作は簡単です。

 Webアプリケーションを提供する側にもメリットがあります。まず、既にある ApacheなどのWebサーバをそのまま利用できます。また WebアプリケーションはWebサーバ上に置かれています。そのため、各ユーザのコンピュータにアプリケーションをインストールする必要がなく、サーバ上で集中管理できるので、機能を追加したりバグを修正したりといったメンテナンスが楽になります。

●JavaとWebアプリケーション
 最近の大企業では、Webアプリケーションをベースとした大規模な情報システムがよく利用されています。これらの多くは、Javaが使われているのです。

 詳しくは、次号でお伝えしましょう。





(連載 第三回は11/30発行予定のWAKHOK Newsletter に掲載予定です)

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