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Javaってなに?

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安藤友晴
情報メディア学部講師。担当科目:データベース論、ソフトウェア特論など。

J2EEとその関連分野に関心を持つ。

Javaプログラミングの講義を担当。学生にはプログラミングの楽しさを伝えたいと思っている。







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      第5回 JTC2004に行ってきました!(前編)       

 みなさんこんにちは。安藤です。今回はちょっと趣向を変えて、先月行われ た"Java Technology Conference 2004" (JTC2004) について報告しましょう。  このメールマガジンの別項でも報告されているように、JTC2004 は Java の 開発元であるサン・マイクロシステム株式会社が主催している、日本国内最大 のJavaイベントです。

 私も今回はじめて、このJTC2004に行ってきました。 主な目的は、本学が行 う "Project Rave Wakhok hands on Lab" という講座の講師をすることです。 他には、丸山・植田・佐賀先生、3年生の溝口・佐野・村上くんという面々で した。

●会場で・・・「\3,000必要です」「は!?」

 2月18日。きょうが初日です。佐賀先生と3人の学生、そして私は 「どこだ ろ〜」とうろうろしながら、なんとか会場の「ホテルニューオータニ」にたど りつきました。
 会場に入ると、さあ受付です。で、ここで問題がありました。このイベント では事前登録が必要なのですが、私と佐賀先生は「講師だし、まあいいか」と いうことで事前登録をしていなかったのです。ところがこれが大間違い。あち こちで聞きまわったところ、どうも事前登録が必要だったようです。私たちは 罰として、当日入場料の\3,000を払ってやっと受付できたのでした。  受付では「電話が来ると光る!」というふれこみのデューク (Javaのマスコ ット)ストラップをいただきました。 デューク関連グッズが欲しかった私は大 喜びです。もちろん今も携帯に付けていますよ。電話やメールが来てもなかな か光ってくれないのが玉に瑕です。  3人の学生は、事前登録をしてあったらしく、もう既に受付を済ませてどこ かに出かけたようでした。

●基調講演

 何とか受付を済ませて、基調講演を聞きに行きました。会場は既にほとんど 埋まっていましたが、何とか空席にすべりこむことができました。
 基調講演はマーク・ハプナー氏、ティム・リンドホルム氏、そして何人かの ゲストスピーカの方です。
 基調講演で(そして、JTC2004全体で)強調されていたことは、次の2つです。

  • Ease of Development (開発の容易性)
  • J2ME, 特に携帯電話とJava
 最初の "Ease of Development" は、いかに簡単に Javaのプログラムを開発 するか、という話です。J2SE 1.5 が今夏にリリース予定なのが大きいですね。 J2SEのこのバージョンでは、プログラム開発を容易にするさまざまな機能が追 加されます。また、私のメインイベントである "Project Rave Wakhok hands on Lab" で使う "Java Studio Creator" も、この "Ease of Development" の 考え方がふんだんに盛り込まれています。
 2つめのJ2ME。最近のJava対応の携帯電話では、かなり大きなプログラムを 載せることができるようになっています。例えばつい最近では、ドコモの最新 FOMA端末である 900i では、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジ ー」なども動くようになりました。「携帯Javaはまだまだ発展する余地がある なあ」としみじみ思います。

●デュークグッズを買い漁る

 基調講演が終わり、学生たちとも無事に合流できました。
 もうお昼の時間です。有料セミナーに登録している参加者には、お弁当が配 られます。\3,000しか払っていない私たちには、とうぜん弁当はあたりません。 聞くところによると、お弁当には「デュークおにぎり」なんてのも入っている らしいです。食べたい・・・。
 待っていても弁当を貰えるわけではないので、さきほど開いたばかりの売店 に行ってみました。Javaグッズの山!。デューク人形にマウスパッド、JavaT シャツ、Javaカバンなどなど。しかもかなり安い。Tシャツは\500で、カバン は\3,000でした・・・。
 気がついたら、\6,000分くらい、いろいろなグッズを買い込んでいました。  しかし、お腹がすきました。

●丸山先生レクチャーシリーズ+うろうろ見て回る

 仕方ないので、ニューオータニの喫茶店ですごくリッチな昼食を摂り、すで にはじまっている「丸山先生レクチャーシリーズ」を見に行きました。
 いるいる。たくさんの人が。みなさん熱心です。メモをとっている人もたく さんいます。あ、稚内北星のパンフレットを読んでいる人も・・・
 このセッションはかなりの長丁場なので、ときどき抜け出して他のセッショ ンや展示を見に行ったりしました。とあるセッション会場で、サマースクール の常連の方とばったりお会いしました。
 興味深かったのは、ドコモの展示コーナーです。900iの展示の横に、今夏に 発売されるという "FeliCa" 搭載の携帯電話のデモが行われていました。
FeliCa は、JR東日本で乗車券として使える "Suica" や、電子マネーの "Edy" などで使われているICカードです。私が見たデモは、コカコーラの自販機に FeliCa搭載の携帯電話をかざすとコーラが購入できる、というものでした。ド コモは本気で普及させるつもりだとか、自販機だと現状のものより少し大きく なってしまうのでその辺りが課題だとか、いろいろな説明を聞きました。携帯 電話からFelicaにアクセスするために、iアプリ(ドコモ端末用のJavaプログラ ム)が使われるとのことです。デモで使ったコカコーラを一缶いただきました。

●あすの準備

 夜も6時が過ぎました。1日目はこれで終了です・・・でも、私たちはこれ からお仕事があります。そう、明日の "hands on lab" の準備です。
 何をするのかというと、実習環境のインストール作業です。全部で55台ある のですが、うちのスタッフ+サンからのお手伝いの方で10名くらいいるので、 すぐに終わるでしょう・・・。
 というのは甘かったのでした。今回の実習ではA社製マシン50台をメインに 使い、B社製マシン5台を予備機にします。A社製のものにはすんなりインス トールできたものの、B社製マシンにはまったくインストールできません。イ ンストールする.exeファイルをダブルクリックしても、何にも起こりません。 こんなことは初めての経験です。B社製マシンは予備なので、なくてもまあ何 とかなるのですが、予備機がまったくないのも経験上かなり怖いです。  何とかインストールできるようにしようと、いろいろ試してみますがまった くダメです。焦る私たち。しかし夜はどんどん更けていきます。もうすぐ会場 が閉まるようです。
 結局この日はうまくいかず、不安を抱えながら私たちはホテルに戻っていっ たのでした。

(後編へ続く)


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