稚内北星学園大学 宗谷地域研究所
「“宗谷本線、天北線のヒストリー&ストーリー” 可視化プロジェクト」


 稚内北星学園大学はこのたび、大学の付属研究機関として「宗谷地域研究所を」設置いたしました。
 本学はいま、「情報メディアで社会に新しい価値を生み出す」という目標を掲げ、この地における、情報や議論、人や機関・団体の “ハブ”、中核としての役割を果たしたいと考えています。宗谷地域研究所の活動は、その目標の下、「稚内・宗谷及び隣接する地域の振興に資するよう、この地域の自然、歴史、文化、産業の資源を集団的に研究、創出すること」を目的としています。

 この研究所の第1号の研究プロジェクトは、「N45°エリアを情報メディアで元気にする ― 地域の歴史と文化と産業を可視化して地域ブランディング」というテーマで実施することとなりました。そしてこの間、地域フェロー(学外有識者)の力をお借りしながら議論を進めておりましたが、最初に取りかかるサブプロジェクトである「歴史・地理空間情報の基盤整備」の対象を、まずは“鉄路”に設定することとしました。題して、「“宗谷本線、天北線のヒストリー&ストーリー” 可視化プロジェクト」となります。

 宗谷本線および天北線の路線そのものの変遷を地図上で可視化するのは当然ですが、鉄路の展開に伴う土地利用や産業発展の変化、人口動態などを同時にマッピングしていき、変化のきっかけとなる歴史的できごとや写真・映像などのデータとともにN45°エリア全体の“ヒストリー”を可視化します。  また、たとえば駅ごと、路線ごとに利用の思い出を語っていただくインタビューや座談会の機会を設け、そこで得られた鉄路をめぐる“ストーリー”などをリンクさせることによって、鉄路を軸とした重層的な地域像を構成したいと考えています。

 このプロジェクトの先に展望されるのは、鉄路に加えて道路、航路にも対象を広げ、交通網全体との関連で地域がどう展開してきたのかを可視化するという課題です。鉄路や道路よりもはるかに長い歴史をもつ航路に目を向けることになれば、北前船あるいはさらに遡ってオホーツク文化やアイヌ文化における交易ルートから現在を見つめ直すことにもなりますし、地域的にも、利尻島および礼文島を対象に加えることとなります。

 マッピングするデータの種類については、以上のほかにも、遺跡や記念碑、寺社や道祖神、学校や交番や旅館、集落別出身地、観光スポットや名産品、観光客の動態、動植物の分布、地震や火災の記録等々、さまざまなものが考えられます。
 したがって、これらのデータを載せる地理情報システム(GIS)は、追加的なデータのレイヤーを容易に構築できるものを使用します。またオープンなアクセスを可能にし、地域学習や地域振興のための積極的な利活用を推奨するとともに、情報の更新や新たなデータ種の提案などの面で幅広い方々の参画を得ながらブラッシュアップを進めていけるような、地域情報整備の“協働”の仕組みを育んでいくことを目指します。

ニュースレター

・ニュースレター 1 (2017年9月26日発行)

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