
私と稚内北星大学とは1998年に最初にサマースクールに参加したとき以来の長いご縁ではないかと思います。ネットワーク関連の講習で、その虎の穴的なスパルタ式(笑)セミナーにすっかりはまり、幾度か参加させていただきました。現在でこそ、UNIXやオープンソースという言葉が定着しつつありますが、当時は商用UNIXやLinuxを使ってネットワーク管理に必要な基礎知識を実習形式で教えているところは、稚内北星大学でしかなかったように記憶しています。最初に就職したところが、学校のコンピュータ室だった事もあり、早々とインターネットに接続する環境を経験することができました。インターネットを学内に導入する経緯で、UNIXサーバのサポートをすることになり、必然的にUNIXの知識とTCP/IPに関連する知識と技術を身に付けなくてはならない状況になりました。書店でやっと見つけた書籍で知識のみを押し込み、PCにインストールできるLinux で自己流の管理実習をしていた日々でしたが、ふとした折に知識を確認する場が欲しいと思い、インターネットで偶然に探し当てたこのセミナーに飛びついたのを覚えています。
2001年くらいからLinux をメインに取扱うソリューションを提案している会社で働いていました。Linuxをはじめとするオープンソースについて、企業、行政、教育、一般のひとたちに広く正しく理解をしてもらうための活動支援を業務としている部署で、イベント企画運営・広報などを担当していました。職務上、多くの技術者たちと交流する機会を得て情報交換をしているうちに、技術的な知識を本格的に学び直したいという気持ちがわきはじめてきました。仕事との両立と、技術は学んでみたいが技術屋さんになりたいわけではないという心の葛藤に悩みつつ半分あきらめている一方で、はるか昔、学内ネットワークを作っていたときのワクワクするような気持ちを心の奥で温めている複雑な状況でした。そんな折、稚内北星大学が東京サテライト校の設置を発表して、第一期生を募集していると新聞で偶然みました。最初はなんとなく受け流していたのですが、いつまでも心にひっかかり、受験したい気持ちがあるけどどうしようと最後まで迷いつづけていました。
それは決して若いといえない年齢になり、これから学び直しをしても遅すぎるのではないかという思いが強かったからでしょう。しかし「IT技術は学びつづけなくては意味がない。いつも好奇心をもってチャレンジしつづけることが大事である。」丸山先生の言葉を大学説明会で聞き、最後の挑戦かもしれないと思い切って受験することにしたのです。
週に一度土曜日に一日中UNIX、Java、ネットワークといった内容を講義と実習を通して勉強しています。一科目が4回の講義で終わり、すぐにWeb上での試験かレポート提出なので、仕事が忙しいときはハードなときもありますが、いろいろな業界・職種の人たちが、それぞれの動機で希望を持って学ぶ姿に励まされます。講義のある日は、実習に集中するあまり話をする時間がありません。それでも有志で懇親会が開かれたり、夜ゼミと称する飲み会などがあるので、なるべく出席して色々な人と親睦を深めたいと考えています。秋葉原買い付け実習などもあるようなので、今からとても楽しみです。
卒業するであろう二年後、自分の希望する姿になっているでしょうか。今はわかりませんが、サテライト校でワクワクするような気持ちを、再び経験することが出来ている現在を大事にしたいと思っています。ひとつひとつあきらめずに自分のペースで歩きつづけていれば、道は開かれていくと信じて。
わずか半年前の正月には予想もしていませんでした、学生に戻るとは・・・。
私は昨年7月に、社内教育の講師になりました。担当教科は、Java及びUMLで、今後はXMLも予定しています(全て、入門レベルですが)。
それまでの私はと言うと、20年以上前にプログラミング(それもアセンブラ)の経験はありましたが、その後は現場を離れています。ですから、Javaなどは、全く知りませんでした。
このため、関連するセミナーを受講し、テキストで勉強し、表面上は一応実施可能として、昨年末から実務を開始しています。
但し、耳学問の薄っぺらなレベルであり、とても満足できるものではなく、不安もいっぱいでした。Java関連のイベントなどに出掛けても、実際はチンプンカンプンで、分らない言葉の洪水でした。
そんな状況の中で年が明けた1月末、たまたま手にした専門誌で、東京サテライト校編入学の記載を目にしました。"トライしたい/無理かな"が半々でしたが、やってみようの気持ちが勝りました。2月8日の説明会、3月4日の入学試験を受け、結果が今です。
第一の入学目的は当然、技術の習得です。IT関連を体系的に学び、講師を行う際のバックボーンにしたいと考えています。第二は、まだまだ現役であることを、自他共に認めさせたい。更に、何かといじめられている団塊の世代の同輩に、何らかの形で励みになれればと思っています。この歳(と言いつつ、自覚はしていませんが)でも、やりたいことや興味のあることが沢山あります。
毎週土曜日、静岡県三島から市ヶ谷まで片道125km(稚内〜札幌の1/3)を通学しています。通学自体は、新幹線ということもあり、苦になりませんが、肝心の勉強はと言うと、たまる一方です。新しい知識を得ることは楽しいことですが、耳に入るそばから忘れてしまう(本当は入っていないかも?)のが、悲しいかな現実です。
尚、殆ど毎回のように夜学(要するに、飲み会)があり、(授業時以上?に)親交を深めています。ビールをタシナム程度の私としては、"無理"してたまの参加に留めています。
クラスは20〜30歳代の方が主で、私は当然、最年長の部類です(学校側もこの年代を想定していなかったようです)。但し、自分自身の感覚は30歳代のままであり、クラスに無理なく溶け込んでいます(のハズです)。