ロシア文化研究サークル
КРУК

ロシア文化研究サークルКРУКは、東京大学大学院総合文化研究科、および人文科学研究科の修士課程に所属していた大学院生を中心に、1993年10月に開始された研究会です。
---

雑誌『ロシア文化研究論集 エチュード』の目次

創刊号(1994年7月16日発行、番場俊編集)(B5判、104頁)
巻頭の言葉
プラトーノフ『太陽の末裔』熊野谷葉子訳
佐藤正則「NOT論争とプロレタリア文化論ーガスチェフ、ケルジェンツェフ、ボグダーノフ」
岩本和久「人間機械の夢想」
番場俊「言語表現の次元ーテクストの言語分析のために」
楯岡求美「戯曲『森林』における対比の構造」
ツウ゛ェターエウ゛ァ「山の詩」前田和泉訳
アンネンスキー「菊」斉藤穀訳
バフチン「可能性を大胆に利用せよ」番場俊・渡辺日日訳
野中進「リミットとしてのバフチン」(ゴゴチシヴィリ、グレーヴィチ編『哲学者としてのバフチン』1992年の書評)
井上徹「プリズムを通してエイゼンシュテインを見る」(クリスティ、テイラー編『エイゼンシュテイン再発見』1993年の書評)
大月晶子「ケドロフ『星の書物ー東方的・詩的宇宙のヴィジョン』
編集後記

第2号(1995年3月13日発行、渡辺日日編集)(B5判、160頁)
巻頭の言葉
クルジジャノーフスキイ『悪意の力』久野康彦訳
斉藤穀「オルフェオとエウリディーチェの詩ーO.マンデリシターム"TRISTIA"より」
梅津紀雄「プラウダ批判再読ー1920ー1930年代のソ連音楽界とショスタコーヴィチ」
坂上陽子「『幼年時代』の母親について」
渡辺日日「他者認識の諸問題ー「異」と「文化」の間」
岩本和久「オレーシャ『羨望』にみられる物質性」
ツウ゛ェターエヴァ「初期詩抄」前田和泉訳
ブーニン『アントーノフのりんご』加藤敏訳
増田悟「江川卓著『謎とき「白痴」』」(書評)
編集後記

第3号(1996年1月27日発行、斉藤穀編集)(B5判、156頁)
巻頭の言葉
ブーニン『一夜暮れず』加藤敏訳
鴻野わか菜「宇宙が訪れる部屋ーアンドレイ・ベールイ『ペテルブルグ』における象徴作用」
加藤敏「ブーニン初期散文の創作原理ーその成立と展開について」
岩本和久「「彼ら」の中の「私」ー1930年代前半のオレーシャと自己愛」
番場俊「書く夢想家の災難(1)ー19世紀中葉ロシアの筆記制度についての覚え書」
毛利公美「光に満ちた影、あるいは、幸福の創造ーナボコフの『マーシェンカ』と『ロシアへの手紙』」
ベールイ「言葉の魔術 第1部」鴻野わか菜訳
マンデリシターム「言葉の本性について」斉藤穀訳
久野康彦「ロシアにおける読書論の現状」(レイトブラト編『革命前のロシアにおける読書』1995年の書評)
編集後記
---

研究会の題目一覧

1993年
11月17日 番場俊「言語表現の次元」
12月15日 楯岡求美「A.ブローク『見世物小屋』」

1994年
1 月26日 野中進「ゴーゴリにおけるリアルなもの、幻想的なもの、グロテスクなもの」
2 月16日 岩本和久「オレーシャ『羨望』とガーステフ」
4 月21日 佐藤正則「NOT論争とプロレタリア文化論」
5 月19日 加藤敏「ブーニンとその言語(2)」
6 月18日 渡辺日日「他者認識の態度と文化人類学の現在に関する断章」
7 月16日 井上徹「集団の映画とは何かーエイゼンシュテイン『ストライキ』」
9 月17日 斉藤穀「オルフェオとエウリディーチェの詩」
10月29日 梅津紀雄「「プラウダ批判」再読」
11月19日 坂上陽子「トルストイの『幼年時代』について」
12月17日 小椋彩「レーミゾフ『小悪魔』における時間的・空間的概念について」

1995年
1 月28日 新門佳陽子「レフ・ルンツ『砂漠にて』について」
2 月27日 久野康彦「気球と動物磁気のユートピアーオドエフスキー『4338年』試論」
3 月27日 大月晶子「ソロヴィヨフ試論」
4 月22日 毛利公美「ナボコフの魔法の絨毯ー『フィアルタの春』をめぐって」
5 月20日 渡辺恵子「コルネイ・チュコフスキーの作品世界」
6 月17日 番場俊「初期ドストエフスキーにおける一つのモチーフについて」
7月14日 岩本和久「吊されたリンゴーオレーシャ『リオムパ』について」
8 月2-4 日 「ロシア文学と時間」をテーマに、3日間の学習会を開催(東京都奥多摩)
9 月30日 鴻野わか菜「アンドレイ・ベールイの『ペテルブルグ』について」
10月21日 加藤敏「ブーニン初期散文の創作原理」
11月25日 斉藤毅「O.マンデリシターム『Tristia』より、ふたつの詩」

1996年
1 月27日 梅津紀雄「音楽のジダーノフ批判」
3 月1日 佐藤正則「演劇から祝祭へープロレトクリトの演劇論と建神主義」
4 月27日 楯岡求美「メイエルホリド演出『森林』(1924)についてー演劇におけるアトラクションとモンタージュ」
5 月25日 鷹橋毅「ツルゲーネフ『初恋』を読む」
6 月22日 坂上陽子「『ポリクーシカ』におけるトルストイの手法」
7 月13日 今田和美「ペトルシェフスカヤ『Svoj krug』について」
10月5 日 久野康彦「Ugolovnyi roman(犯罪小説)について」
11月30日 寒河江光徳「バリモント『太陽のようになろう』から」
12月14日 大場岳男「終末の詩学とトィニャーノフ−テクスト生成とパロディー」

1997年
2月1日  吉永智彰「現在に響く過去の声−語り手/読者/作者の物語としてのコンラッド−」
4月26日 竹田円「ソログープの白」
6月1日  松原弘典「ソヴィエト建築について」
6月21日 桜井厚二「ドストエフスキー『悪霊』とゲルマン神話」
7月20日 高木美菜子「シャラーモフの詩における音反復と記号論」
9月20日 増田 悟「ローザノフのキリスト教批判」
10月25日 鳥山祐介「言葉の下に潜む言葉〜ロシア詩におけるアナグラム」