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2.2 結果の表示

前の章で我々は整数の演算とその結果の代入について学んだ。しかし、 実は、これだけでは我々は結果を知ることは出来ない。これは、あたかも コンピュータに暗算をやらせているだけであり、コンピュータは暗算が終われば 自分の頭の中に結果を記憶して終わりである。つまり、我々が結果を教えろと 言わないかぎりコンピュータは、結果について我々に報告することはない。 これは、不便であると思う人もいるかもしれないが、逆に膨大な計算をコンピュータ にやらせるときに、途中経過を一々報告されても困る訳で、最後の結果だけの 表示をするという器用な事はコンピュータには出来ないのである。 ( そうした事が可能であるためには、どれが最後の結果かを判断するという能力 が必要で、現在のコンピュータにはそうした能力はない、またはそうした能力は 与えられていない。)

従って、我々は計算結果を表示することをきちんとプログラムする必要がある。

整数変数の表示方法

        cout << a ;

つまり、C++ 流では変数を出したい時には、その変数を単純に << の 後ろに書けば良いのである。

先の例だと、数値のみが出力されて分かりづらいので、分かりやすいように表示する には、

        cout << "a = " << a ;

などと書くとよい。もし、a の値が 3 ならば、結果の出力は次のようになる。

a = 3

但し、見やすくするために改行は最後に入れるようにしよう。

        cout << "a = " << a << endl;

    #include <iostream.h>
    main()
    {
        int a;
        a = 4 * 15;
        cout << "4 * 15 = " <<  a << endl;
    }

ここまでは単に変数の値を出していましたが、実は計算の値を 直接出すことも出来ます。

        cout <<  5 / 3 << endl;

つまり、<< の後ろには文字や、変数の他に、計算式自体も 書くことが出来る訳です。



Noriyo Kanayama