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11.4 関数の返り値

関数の返り値は、関数の定義で型宣言をつけなければ、必ず整数とみなされる。 返り値を返したいときは、return 命令の後に式を書けばよい。 この章では、関数の型は省略しているので、返り値は整数である。従って、 return 命令の後に書く式も整数の式でなければならない。

    関数の返り値    return 式;

例
    plus( int a, int b){
        return a+b;
    }

この関数 plus は、引数に 2 個の整数をとり、足し算の結果を返す。

例 5
    plus( int a, int b){
        return a+b;
    }
    main(){
        int x;
        x = plus( 3, 6 );
        cout << "3 + 6 = " << x << endl;
    }

上の例では、main の中で、plus() に 3, 6 を渡して呼び出している。呼び出された 関数 plus() は、その渡された 3, 6 に対して、return 3+6; を実行するので、 呼び出し元の main の中の plus(3,6) のところが 9 に置き代わると思えば良い。 その結果、 x には 9 が代入される。

例 6 
    chartoint( char a ){
        int ca;
        ca = a;
        return ca;
    }

この例は、文字型を引数にとり、その文字の整数での値を返す。

例 7
    square( int x ){
        return x*x;
    }

    main()
    {
        int x;
        x = 3;
        cout << "x * x = " << square(x) << endl;
    }

この例では、整数を引数にとり、その2乗を返している。



Noriyo Kanayama