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8.2 変わった代入演算子

四則演算に関する式においては、しばしば a の値を2増やすとか、b の値を 2倍にするといった処理が必要とされる。先のセクションで我々は、1増やすとか 1減らす場合には簡単な表現があることを学んだが、一般的にある変数の値を 変更するための簡潔な表現が別に用意されている。

例えば、a の値を2倍にする場合、通常 a = a * 2; と書くところを、 a *= 2 と書くことが出来る。

 

一般に、

var = var opr (exp)
var opr= exp

と書くことが出来る。 ( var は変数。opr は演算子。exp は式。)

ここで、式に丸括弧がついている点に注意しなければならない。つまり、 a *= x + y; は、a = a * x + y; となるのではなく、 a = a * ( x + y ); と同じ意味だと言うことである。

        色々な例
                a = a + 2;     <=>     a += 2;
                a = a - 4;     <=>     a -= 4;
                a = a * 2;     <=>     a *= 2;
                a = a / 2;     <=>     a /= 2;
                a = a * (b++); <=>     b *= b++;

この様な代入演算子はすべての演算子について使用可能なのではなく、使用できる ものは制限されているが、当面四則演算には使えることを知っていれば十分である。



Noriyo Kanayama