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adduser コマンド

adduserコマンドをrootで実行すると、最初にデフォルト設定について 質問されるが以下のように最初の5つの質問には単純にリターンをしておけば 良い。


Check /etc/shells
Check /etc/master.passwd
Check /etc/group
Enter your default shell: csh date no sh [sh]:
Your default shell is: sh -> /bin/sh
Enter your default HOME partition: [/home]:
Copy dotfiles from: /usr/share/skel no [/usr/share/skel]:
Send message from file: /etc/adduser.message no
[/etc/adduser.message]:
Use passwords (y/n) [y]:

Ok, let's go.
Don't worry about mistakes. I will give you the chance later to correct any input.

次に、ユーザのログイン名を設定する。ここはなるべく分かりやすい名前を 入力した方が良いが、シェルで解釈される文字などは避けた方が良い。 また、大文字小文字は区別される 点に注意する。


Enter username [a-z0-9_-]: kanayama

次に、フルネームを入れる。これはシステム自体には関係がないので、空白など を使っても良い。


Enter full name []: Noriyo Kanayama

次は、ユーザの使うシェルの設定だが、最初は sh,csh(実はtcs),tcsh が使える。 取り敢えずは tcsh にしておく。


Enter shell csh date no sh csh tcsh [csh]: tcsh

次は、ホームの設定であるが、自動的に /home/[ユーザ名] となるので、通常は そのままリターンすれば良いだろう。


Enter home directory (full path) [/home/kanayayama]:

次にあるのは、ユーザ番号で、これは一人一人完全に違う番号を割り振らなければ ならないのだが、adduser コマンドでは、自動的に 1000 以降の空いている番号を 振ってくるので、リターンを押しておけば良い。 また、その次の login class もリターンを押しておけば良い。


Uid [1000]:
Enter login class: default []:

ここは、ユーザの所属するグループの指定だが、デフォルトではユーザ名と同じ グループ名を入れてくるので、ここは必ず設定が必要である。管理者が自分の ユーザアカウントを発行する場合、staff グループに所属させ、更に、 wheel グループにも所属をさせておくと su が出来るようになるので 便利であるが、同時にセキュリティホールにもなるので管理者のパスワードの 管理には十分注意をしなければならない。( Unix では、ユーザは複数 のグループに所属出来るので、このような設定がある)。 一方、一般ユーザーのグループは予め設定されていなければならないので、 一般ユーザーの登録の前に次のグループの登録を行っておかなければ ならない。


Login group kanay [kanayama]: staff wheel
Login group is ``staff''. Invite kanay into other groups: guest no [no]: wheel

最後に、パスワードの設定である。これは表示されないので、注意深く設定 しなければならない。2回聞いてくるので、間違えないように。 なお、登録後は passwd コマンドで変更は出来る。

ちなみに、パスワードに用いられる暗号はFreeBSDではデフォルトでは MD5 を用い、DESを導入すれば両者の暗号を使い分けることが出来る。NISなどを 用いて他のシステムとパスワードを共有する際には、互換性の問題のためにDES を用いなければならない。一方、MD5を用いれば8文字以上のパスワード(DESでは 8文字まで)を用いる事が出来るので、rootパスワードなどには極力8文字以上のパス ワードを用い、大小英文字・記号・数字が入った文字列を利用するようにしな ければならない。


Enter password []:
Enter password again []:

全てが終わると、最後に以下の確認画面が出てくる。


Name:     kanayama
Password: ****
Fullname: Noriyo Kanayama
Uid:      1000
Gid:      20 (staff)
Class:
Groups:   staff
HOME:     /home/kanayama
Shell:    /usr/bin/csh
OK? (y/n) [y]:

ここで、入力が間違っていることに気が付いたら、n を入力し、最初から やり直す。間違っていなければ、 y を入力する。すると、ユーザのアカウント を発行し、他のユーザアカウントの発行をしたいかどうかを聞いてくるので、 なければ n を入力し、終了しよう。


Added user ``kanayama''
Send message to ``kanayama'' and: no root second_mail_address [no]:

Noriyo Kanayama,

your account ``kanayama'' was created.
Have fun!

See also chpass(1), finger(1), passwd(1)

Add anything to default message (y/n) [n]:
Send message (y/n) [y]:
Copy files from /usr/share/skel to /home/kanayama
Add another user? (y/n) [y]: n
Goodbye!





Noriyo Kanayama