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テスト

Postfix がポート番号 25 で、デーモンとして動いている筈ですから、 まず、その動作を確認します。 その際に、MUA を用いるのではなく、telnet を用いて直接 SMTP で Postfix と会話するようにします。(このようにするのには理由があります。mail のテスト では、MUA と MTA が関係して来るので、単に配送されないというだけでは問題が 分からないからです。)


 # telnet localhost 25
 Trying 127.0.0.1...
 Connected to localhost.
 Escape character is '^]'.
 220 mail.summer00.wakhok.ac.jp ESMTP Postfix
このように Postfixからの返事が返ってくれば、少なくとも sendmail は動いて いる訳です。

まず、SMTP で話をするときには、最初に HELO か EHLO のどちらかを 使います。EHLO を使うと 拡張SMTP を自分が話すことが出来ることを示すことにります。ここは、HELO を使うことにします。 また、相手ドメインのオプションも 忘れずに付けて下さい。


helo summer00.wakhok.ac.jp
250 mail.summer00.wakhok.ac.jp

きちんと自分のホスト名、ドメイン名になっているか確認します。 では次に、いよいよメイルを出してみましょう。


    mail from:<root@summer00.wakhok.ac.jp>
    250 Ok
    rcpt to:<hogehoge>
    250 Ok
    data
    354 End data with <CR><LF>.<CR><LF>
    subject: test001

    this is a test 001.
    .
    250 Ok: queued as BBAC486E
    221 Bye
    Connection closed by foreign host.

mail from: が差出人のアドレス指定で、< > でくくらなければなりません。 次に、rcpt to: が受取人のアドレス、data が本文のメッセージです。 メッセージの終わりは、ピリオッド(.)、リターンで示します。

Postfix との会話を終わらせるには、quit と入力します。

うまく hoge 宛にメイルが届いたかどうかを確認します。特に、 /var/log/maillog の出力は良く読んで下さい。 最初は、ローカルのユーザからメイルを出して届くか否かをチェックします。 これがうまく行かない場合は /etc/aliases や mydestination, mynetworks などの定義が正しいかをチェックして下さい。

次に、設定の終っている同じドメイン内の他のユーザーについてチェックします。 特に、/etc/aliases には全てのユーザの設定をしないとローカルにメイルが 落ちるので注意して下さい。

ここまでで問題なければ、次からは mail コマンドを使ってテストしても 構わないでしょう。

また、必ず到着したメイルのヘッダを確認して、思ったと通りに書き換えられて いるかどうかをチェックして下さい。

自ドメイン内での配送に成功したならば、同じように他のドメインの管理者と 連絡を取り、他のドメインとの配送を調べます。この時、まず、ハブホストからの 配送を試し、次に他のマシンからの配送という具合に順に調べていきます。 当然、配送するたびに、ドメイン内でのテストと同じようにメイルのヘッダー をチェックし、経路、アドレス書き換えに問題がないかをチェックします。 うまく行かないときには、まず相手先の DNS がうまく引けているかをチェック します。DNS 自体は動作していても、MX フィールドの設定がおかしいのかも 知れません。また、自分のサイトの DNS がおかしい場合もあります。双方向で 調べて下さい。DNS でメイルを配送出来ない理由の多くは、設定のミス か、DNS の設定がおかしい場合です(勿論、ネットワークが つながっている事を前提とします)。



Noriyo Kanayama