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3.1.3 アドレス構成のまとめ

  1. 仮のリンクローカルアドレスの生成
  2. NS メッセージによる重複アドレス検出
  3. リンクローカルアドレスの決定
  4. RAメッセージの受信、あるいはRSによる催促
  5. RAよりプレフィックスを取得し、グローバルアドレスを決定

以下は、集約可能ユニキャストアドレスにping6を打ったものです。

\epsfile{file=ethereal_ping6_1}

なお、ステートフルな場合は従来と同じくDHCPサーバを用いるが、以前と 異なるのは DHCPサーバにマルチキャストアドレスが固定的に割り振られて いるために、マルチキャストを用いたサーバ探索が可能になっている点である。

         ff02::1:0    reserved for DHCP server

参考
筆者らが経験したやっかいな事件に、IPv6アドレスが 無効になるという出来事があった。つまり、ノードを接続しても、リンク ローカルアドレスが設定されない(無効になる)という問題が起こった。 この時には、マシンに関係なく、全てのマシンで同一の症状で最初は何が 悪いのか全く分からなかったが、パケットダンプの結果、NSメッセージが 二重に出ており、そのために重複アドレス検出にひっかかってしまって いることが判明した。結局、原因はスイッチがマルチキャストやブロード キャストパケットを複製して出すという、中々お目にかかれない故障を 起こしたためであることが判明した。勿論、こうした故障があっても、IPv4 では問題なく動作するので、気が付くのが遅れたのであった。



Noriyo Kanayama