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3.2.1.2 ルータ要請/応答メッセージ

ルータ要請メッセージ(Router Solicitation message: RS)は、 ノードがルータ応答メッセージ (Router Advertisement: RA)を即座に要求したい場合に出します。宛先アドレスとして リンクローカルなマルチキャストアドレスである FF02::2 などを用います。 一方、RSメッセージに対する応答が RAメッセージですが、ルータは定期的に RA メッセージを出すことになっています。従って、IPv6では、デフォルトルータ の設定、あるいはある種の動的ルーティングアルゴリズムをノードが理解せずに、 デフォルトルータの設定や、動的なルータの変更などが最初から可能になっています。 また、IPv4ではデフォルトルータが設定されていた場合でも(あるいは動的に ルータアドレスを解決した場合でも)、ARPなどによってそのリンク層アドレスを 解決する必要がありましたが、IPv6では、RAメッセージにリンク層アドレスなど や、またプレフィックス長も埋め込めるようになっているので(つまり、 マスク長の取得が不要)、非常に効率化されています。また、先に述べたように、 アドレスの自動設定ではルータのプレフィックスから集約可能ユニキャストアドレスが 取得されます。



Noriyo Kanayama