マルチキャストアドレスの管理のために、IPv4ではIGMP(Internet Group Multicast Porotcol)として定められていたものを取り込んだのが、ICMPv6 MLD(Multicast Listener Discvery)です。 主に、マルチキャストグループの問い合わせや、報告、終了などの メッセージがサポートされています。IPv4では、マルチキャストに参加している ノードにのみ該当するマルチキャストストリームを流すために、L3スイッチ(あるいは ルータ)がIGMP機能をサポートし、L2スイッチがIGMPスヌープ機能をサポートしている 必要がありました。IPv6でも同じように、L3スイッチはIPv6の定義上サポートして いなければなりませんが、L2スイッチがMLDスヌープ機能を有していなければなりませ んので、注意が必要です(あるいは、イーサネットマルチキャストをブロードキャスト と同じように全ポートに流すかのどちらかでなければならない)。
つまり、IPv6では、重複アドレス検出(DAD)においてもマルチキャストを使用するので、 他のノードのDADの可能性に先だって、重複がないことを確認した自ノードの アドレスに対応する要請ノードマルチキャストを受信するために、Multicast Listener Reportの ICMPv6 MLDパケットを出すことになる点に注意しなけれ ばならない。