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3.2.3.3 パケットサイズ超過

IPv4では経路途中のルータなどによって、パケットが分割されることが あった(フラグメンテーション)。これは、その経路の用いているパケット サイズが転送パケットサイズよりも小さいために起こることであるが、 IPv6ではそのような処理は行わず、単にパケットを破棄し、このICMPメッセージ を送信元に返すようになった。このICMPメッセージの中には、そのルータ のMTU(Max Transfer Unix)サイズが記載されているので、送信元は MTUをそのサイズに合わせて、再度送信を試みることになっている。勿論、 その次のホップで再び同じパケットサイズ超過が起きるかも知れないが、 宛先に到達するまで、送信元はこのICMPメッセージに基づいたMTUの調整 を続ける。このような処理を経路MTU探索(Path MTU Discovery)と呼ぶ。



Noriyo Kanayama