多くのOSで既にIPv6は対応しつつありますが、OSによっては実装に問題
があったり、まだDraft段階のものを勇み足で実装し、その後廃止された
ものが入っていたりするなど、きちんとした実装がされているかどうか
疑問のものがあったりします。FreeBSDは、もっとも進んだ、かつ忠実
な実装であるKAMEプロジェクトのプロトコルスタックや、ツールを
カーネルにデフォルトで取り入れています。勿論、KAMEは他のNetBSDや
OpenBSDなどのいわゆる *BSDにも取り入れられているので、
その部分では同じですが、アプリケーションの管理や、デバイスへの
対応などではFreeBSDの方が、BSDの兄弟よりも少しだけ進んでいます。
(もっとも、お互いに輸入を行うので、対応は僅差であるとも言えます)
このテキストでは、 FreeBSDの最新のバージョン系列の中で最も新しい 5.4-RELEASEを利用します。