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5.3.1 conf ファイル (BIND8,9)

プライマリゾーンサーバにおける /etc/namedb/named.conf の 簡単な例である。

//   基本設定ファイル /etc/namedb/named.conf
options {
        directory "/etc/namedb";
        allow-query { any; };
        listen-on-v6{ any; };
};

zone "." {
        type hint;
        file "named.root";
};

zone "s01.wakhok.ac.jp" {
        type master;
        file "s01.zone";
};

zone "129.16.10.in-addr.arpa" {
        type master;
        file "10.16.129.rev";
};

zone "0.0.127.in-addr.arpa" {
        type master;
        file "localhost.rev";
};
// 次ページに続く

// 下では0 が31個並んでいる点に注意!
zone "0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.ip6.arpa"
{
        type master;
        file "localhost.rev";
};

// prefix /64
zone "0.0.0.a.3.4.0.0.8.f.2.0.1.0.0.2.ip6.arpa" {
{
        type master;
        file "ip6.rev";
};

新しいBINDからC言語的な記述になっており、コメントはC言語的な /* comment */ や、C++的な // comment [行末] 、更にシェル的な # comment [行末] が利用できる。

各設定は全てC言語的な { }で囲み、それぞれの記述は ; で終わる。更に、};で終わる 事に注意しなければならない。

  1. オプション設定
    オプション設定は、全て options {...};の中に記述する。 様々なオプションが指定出来るが、IPv6を使う場合には
          listen-on-v6{ any; };
    
    を指定しないといけない。 に指定する値は、現在は any またはnone しか指定できない。

    1. directory
      ゾーン情報が置かれるディレクトリを指定する。デフォルトは、 named.confと同じディレクトリ(カレント)。

    2. allow-query
      このサーバへの問い合わせに答えるホストアドレスのリストを指定する。 any ならば、すべてのホストに対して答える。

  2. ヒントファイルの指定
    ルートネームサーバのリストが書かれたファイルを指定する。 実際にInternetに接続して動かす場合には、InterNIC から最新の ファイルを入手する必要がある(ftp.rs.internic.net の /domain/named.root にある)。 FreeBSDの場合には、最初から置かれているので、変更がない限りそのまま で良い。

  3. ゾーンファイルの指定
    ゾーンのドメイン名を zoneの後に記述し、その情報についての 指定をブロック内部に行う。ここに書かれるドメイン名をデフォルトとして、 ゾーンの処理が行われる。

    1. type
      ゾーンのプライマリ、セカンダリの指定を行う。プライマリの 場合は master、セカンダリの場合は slaveである。

    2. file
      ゾーン情報が記述されたファイルを指定する。ファイル名は 任意であるが、分かりやすい名前が良いだろう。 (マスターファイルという)

    1. 逆引き
      先に説明した逆引きも必要に応じて指定する。特に、localhostの 逆引きは通常必要なので注意する。また、逆引きの際のドメイン名の指定 方法にも注意しなければならない。 IPv6にも対応させたい場合には、IPv4とIPv6のループバックアドレスの 逆引きと、通常のアドレスの逆引き用をIPv4とIPv6のそれぞれに用意しなければ ならない。





Noriyo Kanayama