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5.3.1.2 逆引きのゾーン情報

; 10.16.129.rev の例
$TTL  86400
@   IN   SOA   dns.s01.wakhok.ac.jp.  admin.s01.wakhok.ac.jp. (
    2004080201    ;  Serial
    10800         ;  Refresh after 3 hours
    3600          ;   Retry after 1 hours
    604800        ;   Expire after 1week
    86400 )       ;  Minimum TTL of 1day
             IN    NS    dns.s01.wakhok.ac.jp.
1            IN    PTR   dns.s01.wakhok.ac.jp.

逆引きの場合にはIPアドレスに対してホスト名を指定するが、この場合に 使うのが PTR(domain name PoinTR) レコードである。 ここで、第一フィールドの指定に省略記法 が使われている点に注意しなければならない。ここでは、 カレントオリジン(起点名)が129.16.10.in-addr.arpa. であるので、129.16.10.in-addr.arpa. が省略されている。 従って、129.16.10. のように誤って書かないように留意しな ければならない。同時に、第4フィールドには絶対指定のFQDNを書いて 点にも注意しなければならない。

次に、IPv6の逆引きも用意する。 逆引きについは、IPv6もIPv4と同じPTRレコードを利用する。 但し、ニブルフォーマットを手で記述するのはやめた方が良い。 パッケージに ip6_int-1.0 というツールがIPv6のカテゴリに 用意されているので、これを利用しよう。 ip6_intは、以下のようにオプションにIPアドレスを記述すると、 そのニブルフォーマットに変換してくれるツールである。

      # ip6_int 2001:2f8:43:1000:290:27ff:feba:6fc9
      9.c.f.6.a.b.e.f.f.f.7.2.0.9.2.0.0.0.0.1.3.4.0.0.8.f.2.0.1.0.0.2.ip6.int

なお、これをカット&ペーストする際には、カレントオリジンが今の場合には、 ip6.arpa. である点に注意しよう。(.ip6.intを取り除いてコピーする事)

; ip6.rev の例
$TTL  86400
@   IN   SOA   dns.s01.wakhok.ac.jp.  admin.s01.wakhok.ac.jp. (
    2004080201    ;  Serial
    10800         ;  Refresh after 3 hours
    3600          ;   Retry after 1 hours
    604800        ;   Expire after 1week
    86400 )       ;  Minimum TTL of 1day
             IN    NS    dns.s01.wakhok.ac.jp.
9.c.f.6.a.b.e.f.f.f.7.2.0.9.2.0 IN PTR s01.s01.wakhok.ac.jp.
3.5.1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0 IN PTR dns.s01.wakhok.ac.jp.
0.8.1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0 IN PTR www.s01.wakhok.ac.jp.

なお、上の例では、カレントオリジンが /64のプレフィックスであった点に 注意しよう。

localhost に対する逆引きのゾーンファイルも同様に記述すれば良い。

;localhost.rev の例
$TTL  86400
@   IN   SOA   dns.s01.wakhok.ac.jp.  admin.s01.wakhok.ac.jp.  (
    2004080201    ;  Serial
    10800         ;  Refresh after 3 hours
    3600          ;  Retry after 1 hours
    604800        ;  Expire after 1week
    86400 )       ;  Minimum TTL of 1day
             IN    NS    dns.s01.wakhok.ac.jp.
1            IN    PTR   localhost.s01.wakhok.ac.jp.

但し、ここでは named.conf に少しばかり手品を使って、IPv4とIPv6 のlocalhostの逆引きを同じファイルを見るようにしている。ポイントは、 カレントオリジンが 0.(0が31個).ip6.arpa. と 0.0.127.in-addr.arpa. に なっているために、どちらでも 1 を先頭に足せばうまく逆引きのアドレスに なっているからである(つまり、named.conf の 0の個数に注意すること。 これは、デフォルトのnamed.confなどからコピーして使うと良いだろう)。



Noriyo Kanayama