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5.6 DNSへの問い合わせツール、メンテナンスツール

DNSに対して実際に問い合わせを送り、その結果をチェックすることは重要である。 従来はこうした問い合わせのツールとしては nslookup が一般的に利用されたが、 最近の主流は dig に移りつつあるようである。

その他に、dnsquery などのようなフリーのツールなどもある。

ここではnslookup を用いることにしよう。簡単な使い方は以下の通りである。

    # nslookup - dns.s01.wakhok.ac.jp
ネームサーバを指定する際には、- server_name とする。省略した 場合には、デフォルト(/etc/resolv.confの設定)に従う。 起動すると、インタラクティブモードに移るので、
    > dns.s01.wakhok.ac.jp
のようにホスト名を入力すれば、その情報が返ってくる。 IPv6 の AAAA などのタイプを指定して検索をしたい場合には、
    > set type=AAAA
    > dns.s01.wakhok.ac.jp
のようにする。 ネームサーバを変更するには、
    > server dns.s02.wakhok.ac.jp
とする。 終了するにはexitコマンドを入力する。

一方、dnsqueryも良く似たコマンドであるが、インタラクティブでは なく一度の問い合わせで終了する。
    dnsquery  [-n namesever]  [-t type]  hostname

なお、DNSのゾーンファイルを作成するときには良くタイプミスをする ために、デフォルトのファイルをコピーして使うのが良いだろう( 例えば、PROTO.localhost.rev )。 また、make-localhostスクリプトを使うのも良いが、この本文と少し違うので、 そのまま使う場合には注意が必要である。

その他の便利なツールとして、パッケージに ipv6/zonecheck がある。 zonecheck は、DNS の設定エラーをチェックしてくれるツールで、 逆引きが設定されていないなど様々な問題を指摘してくれるが、 万能ではないのでその点では注意しなければならない。



Noriyo Kanayama