next up previous contents
Next: 6.2.4 XCAST対応アプリケーション vic,rat Up: 6.2.3 FreeBSDのカーネル構築 Previous: 6.2.3.2 カーネルコンフィグファイル

6.2.3.3 ライブラリなどの構築

カーネルの構築が終了したら、以下のファイルを導入し、Xcast用のライブラリを 構築します。

まず、必要なファイルは以下のものです。
        xcast6-0.2.1-libxcast.tar.gz

まず、これらの構築に必要なインクルードファイルをシステムにコピーしておきます。

    # cp /usr/src/sys/netinet6/{xcast6.h,in6.h}  /usr/include/netinet6

次に、ファイルを展開します。

    # tar zxvf xcast6-0.2.1-libxcast.tar.gz
    # cd  libxcat

構築は以下のように行います。

    # make
    ...
    # make includes install
    ...
    # cd ..

同様に、ツールも導入します。

    # tar zxvf xcast-0.2.1-ping6x.tar.gz
    ...
    # cd ping6x
    # make
    ...
    # make install
    ...
    # cd ..

また、traceroute6x も同じようにインストールします。

    # tar zxvf xcast-0.2.1-traceroute6x.tar.gz
    ...
    # cd traceroute6x
    # make
    ...
    # make install
    ...
    # cd ..

FreeBSD 5系列では、Xcastを動かすためには、/etc/rc.confへの設定 のみで動作します。ここでは以下のように設定をします。

    # /etc/rc.conf に以下を追加
    cloned_interfaces="xcst0"
    ifconfig_xcst0="up"
    ipv6_static_routes="xcast"
    ipv6_route_xcast="ff05::10  ::1  -ifp  xcst0"

これは、READMEにも書かれていますので、タイポが心配な場合には カット&ペーストした方が良いかも知れません。

設定が終わったら、再起動をするか、あるいは /etc/rc.d/netif と、 /etc/rc.d/network_ipv6 を用いて設定を反映させます。

うまく行ったかどうか、ifconfig および、netstat の結果で確かめて下さい。

    # ifconfig xcst0
    xcst0: flags=8001<UP,MULTICAST> mtu 1452
        inet6 fe80::290:27ff:feba:6fc9%xcst0 prefixlen 64 scopeid 0x3
(IPv6アドレスは自分のインターフェースIDに対応したものです。)

    # > netstat -rn | grep xcst0
    fe80::%xcst0/64                   fe80::290:27ff:feba:6fc9%xcst0 Uc        xcst0
    fe80::290:27ff:feba:6fc9%xcst0    link#3                        UHL         lo0
    ff02::%xcst0/32                   fe80::290:27ff:feba:6fc9%xcst0 UC        xcst0
    ff05::10                          fe80::290:27ff:feba:6fc9%xcst0 UGHS      xcst0

特に、ff05::10 のゲートウェイが設定されているかをチェックしてください。

確認できたら、これでXCAST6の設定は終了です。



Noriyo Kanayama