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7.1.2.1 暗号システム

暗号システムとは簡単には以下のようなものです。

$K(平文)$ 暗号文
     
$K^{-1}(暗号文)$ 平文

ここで $K$ は暗号鍵と言い、$K^{-1}$ は復号鍵と言います。例えば 、パスワードを暗号鍵を使って暗号化し、それを逆に復号鍵 $K^{-1}$ を使えば 元のパスワードを取り出せるようなシステムになっています。

なお、分かりやすいように $K$ を暗号鍵と言いましたが、数学的には $K$を 復号鍵に使うことも出来ます。この場合には $K^{-1}$ が暗号鍵になります。

$K^{-1}(平文)$ 暗号文
$K(暗号文)$ 平文

一般に、暗号システムでは、一つの暗号化パスワードが解読されただけでは、 システムが破られたとは言わず、暗号鍵 $K$ と復号鍵 $K^{-1}$ が解読された 時点で暗号が解読されたと言います(つまり、どんな暗号化パスワードも全部 解読出来る訳ですから)。



Noriyo Kanayama