next up previous contents
Next: 7.5 演習課題 Up: 7. 動的ルーティングとRIP Previous: 7.3.5.2 ripdのVTY

7.4 RIPの実際

以下少し実際のRIPの様子について見てみよう。

\epsfile{file=rip01,scale=.6}

上の図はあるRIPのVTY端末に入り、show ip rip を表示させた結果です。 172.16.0.0/24172.16.1.0/24 のネットワークがRIPを 通じて学習されており、双方へのゲートウェイが 172.2.1 で、前者 についてはMetric 3で、後者については Metric 2 であること、自分自身が 接続されたネットワークは 172.16.2.0/24でそれを RIPで流している ことが分かります。

\epsfile{file=rip02,scale=.6}

次も同じように show ip rip を表示させた結果ですが、今度は 172.16.0.0/24 のネットワークの Metric が16 になっている点が 異なります。つまり、172.16.0.0/24 のネットワークへは不通 になった訳です(これは Poison reverse と呼ばれる、障害のあるネットワーク へのコストを意図的に無限(cost 16)にして隣接に通知する手法です)。 面白い事に、実際にZebra はMetric 16 をこのようにある程度の時間保持し、 その後、下のようにルーティングテーブルから削除している様子(Poison reverse が流れなくなった時点)が見て取れます。

\epsfile{file=rip03,scale=.6}

この時のカーネルのルーティングテーブルを表示させたのが次の図です。

\epsfile{file=rip04,scale=.6}

その後、172.16.0.0/24 のネットワークが回復した際のテーブルが 以下になります(表示が 172.16/24 に省略されてしまっています)。

\epsfile{file=rip05,scale=.6}



Noriyo Kanayama