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8.6 演習課題1

演習 8.1   以降の演習では、仮想サイトの公開ネットワーク のアドレスが $202.11.97.N*16/28$ を動的ルーティングに よって伝達・制御するものとします(但し、N はグループ番号で、1,2,3... ですので、グループ1は 202.11.97.16/28 で、グループ2は 202.11.97.32/28 となります。

マスター上でZebraを走らせるための準備をせよ。 特に、ファイアーウォールでマルチキャストを通しているかどうかに 注意しなさい。

全てのマシン上で、 必ずカーネルが再構築されていて、

icmp_drop_redirect="YES"
が /etc/rc.conf に設定され、設定後リブート、あるいは /etc/rc.d/rouging を再度実行しているか確認すること。この設定がないと 、別のホストからルーティングの変更命令が ICMP redirect で来ると、その 通りに設定され、ルーティングが狂ってしまう場合がある。

演習 8.2   スレーブ1,2を繋ぐためのケーブルを作成し、次の図のネットワークを 構築するための準備をしなさい。但し、スレーブ2は隣のチームとピアに ネットワークを張るものとします。
% latex2html id marker 4625
\epsfile{file=exe-fig}

演習 8.3   最初に、zebra.confだけを設定し、 static に default ルーティングを書きなさい(現在設定されている default ルーティングを)。

次に、 default ルーティングを消してから、
    # route delete default 202.11.98.30
Zebraを動かすと自動的に defaultルーティングが設定される のを確認しなさい。

演習 8.4   次に先の default 設定を消去してから、 全てのルータがバックボーンに所属すると考えて(つまり、 全てエリア0)、マスター上でOSPFを設定しなさい。

但し、マスターの Router-IDは、グローバルIPアドレス(例えば 202.11.98.17)に 等しくなるように、固定して設定しなさい。

全員で、OSPFの情報を確認しなさい。

演習 8.5   スレーブ1上でOSPFを設定しなさい。 但し、Router-ID は、グループ1は 202.11.98.33 のように、外側インターフェースのIPをIDとします。

また、必ずマスターからの経路が優先されるようにコストをスレーブに 対して設定しなさい。

動作させたら、それらの情報がマスターからも見えているかどうか確認しなさい。 また、バックボーンのOSPFの代表ルータは 202.11.98.30です。この 代表ルータの ospfd のVTYに入って、自分達の情報が伝達されているか確認 しなさい。
    # telnet 202.11.98.30 ospfd

演習 8.6   確認出来たら、マスター側のケーブルを抜いて、その上で 202.11.98.30 や その他のグループへも到達出来るかどうか、ping あるいは ethereal などを使って確認しなさい(traceroute は非常に遅くなる場合が あります)。

演習 8.7   マスターのケーブルを戻せば、ルーティングが元に戻ることを確認しなさい。

  1. 注意
    クライアント側(OSPFが走っていないホスト)の ルーティングテーブルを一旦 flush させないと、ルーティングを 覚えたままになるかも知れませんので、注意して下さい。

演習 8.8   更に今度は、スレーブ2についても同じようにOSPFを設定しなさい。

設定出来たら、今度はマスター、スレーブ1のケーブルを抜いて、同じように 確認をしなさい。

演習 8.9   マスターのケーブルを抜いても外部のDNSや、外部から自分のグループのDNSが 参照されることを確認しなさい。更に、スレーブ1のケーブルを抜いても問題 ないことを確認しなさい。

演習 8.10   メイルの配送に問題ないかを各グループ間で確かめ なさい。



Noriyo Kanayama