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B.3 パッケージの追加

FreeBSDにはパッケージと呼ばれる様々なアプリケーションのバイナリを簡単に インストールするための仕組みが用意されている。 これらのうち、バイナリファイルが用意されているものに関しては、 /stand/sysinstall から全て導入することが出来る。FreeBSD4.3R からは、 sysinstall も多くのオプションを持つようになり、予め様々なオプションの 設定などを行えるようになっている。

以下の例は、パッケージを追加したい時の例で、スクリプトなどに 書いておけば面倒がないだろう。

#!/bin/sh
/stand/sysinstall _ftpPath=ftp://ftp3.jp.freebsd.org/ mediaSetFTP configPackages

_ftpPath は、どこからFTPでパッケージを持ってくるかの指定で、 mediaSetFTP と共に使うことで FTP でのインストールを指定している。

通常、FTP インストールでは anonymous FTP を用いることになっているが、 自分のサーバなどに FreeBSD の配布ファイルをおいてある場合には、 サーバのユーザ名、パスワードが必要となる。 このような場合には、以下のような指定をする。

#!/bin/sh
/stand/sysinstall _ftpPath=ftp://10.0.0.10/~kanayama/FreeBSD mediaSetFTP 
               ftpUser=kanayama mediaSetFTPUserPass configPackages
(紙面の都合上改行していますが、実際には最後の2行は連続しています。) さすがに、パスワードを 入力するのは問題なので、ここではユーザ名だけを入れているが、 mediaSetFTPUserPass を指定しているにもかかわらずパスワードが 空なので、自動的にこれらの設定のダイアログボックスが立ち上がる。 パスワードのダイアログが現れるまでは、リターンを押せば良い。 最後に、パッケージの導入メニューまで自動で移動するように、 configPackages を指定している(これがないと、単に終了してしまう)。 後は、導入したいパッケージのカテゴリーを指定して、それぞれのパッケージを スペースで指定するだけである。関連するパッケージがあれば、自動的に それらのパッケージも導入されるようになっている。

コマンドレベルでは、 pkg_add, pkg_info, pkg_delete, pkg_create などが用意されており、 sysinstallのパッケージの追加ではこれらのコマンドを裏で実行している訳である。 とは言えpkg_add は使わなくとも sysinstallを使えば良いのであるが、 その他の3つのコマンドについては知っておく必要がある。





Noriyo Kanayama