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D.3.2 ファイルシステムの異常

もし稼働中のファイルシステムに異常があり、コンソールにそうしたエラーが 出たならばハードディスクの異常を疑うべきであるが、システムが稼働中に 停電などで落ちた場合ファイルシステムに矛盾が生じることがある。通常は、 リブート時に自動的に修復がなされるが、自動修復が出来ない場合には 自動的にシングルユーザーモードに落ちて、管理者の操作を待つ様に なっている。そうした場合には、異常のあるファイルシステムに対して、 手動で fsck による矛盾の修正を行わなければならない。例えば、 /dev/ad0s2fに異常があったとすると、

    $ fsck /dev/rad0s2f

と操作する必要がある。(ここでデバイス名が /dev/rad0s2f と r が ad0s2f の 前に付いているのは、raw device の意味)

この場合、修正が必要な場合には管理者に yes, no で問い合わせてくることになる。fsck を -p オプション付きで実行 した場合、軽微な修正は自動的に行うようになるが、このオプションで修正 出来ない異常がある場合にはファイル損傷の可能性がある。一方、 -y オプション付きで実行すると、全ての修正を問い合わせることなく実行する ことになるので、先のような損傷があった場合ファイルは失われてしまうので 注意が必要である(最終手段だという事)。



Noriyo Kanayama