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E.2.1 Etherealの起動と設定

Ethereal を立ち上げたら、最初に以下のように設定しておきます。

Edit -> Preferences から設定ダイアログを開き、Capture タブで まず以下の設定をします。 promiscuous mode をオフにすると自分に関係のないパケットはキャプチャ しません(通常必要ありませんので、オフにしておきましょう)。次に、 Update list をチェックすると、パケットをキャプチャしたその瞬間に 表示が行われます。もし、チェックしていないとパケットキャプチャを 停止するまで表示が一切行われません。大量のパケットを短時間にキャプチャ するのでない限り、Update list はチェックしておいて構わないでしょう。 次に、Automatic scrolling もキャプチャしている際の動作設定で、これを 入れておくと、自動的に最も新しいパケットが表示されるようにスクロール しまう。最後に、Apply して、Save するのを忘れないようにして下さい。

\epsfile{file=ethereal-pref-1,scale=0.5}

次に、デフォルトではキャプチャしたIPアドレスをDNSを使って名前(FQDN)に 変換しようとする。必要がない限りは切っておいた方が動作が軽くなる。

\epsfile{file=ethereal-pref-2,scale=0.5}

次に、いよいよパケットをキャプチャします。 まず、Ethereal のメニュー Capture から Start を実行します。 すると、 次のようなウィンドウが現れます。

\epsfile{file=ethereal-start-new,scale=0.5}

Filter の右横のテキストボックスに先に調べた自分のIP を使って、 host 192.168.0.1 のようにここでは設定をしています。 tcpdumpのプリミティブ式と同じ式がここに指定できますので、 必要なパケットのみを キャプチャすることが出来ますが、詳しくはプロトコルについての知識が 必要です。

最も単純な使い方は2点間の監視です。

host 192.168.0.1 and host 192.168.0.2

上記の場合には、192.168.0.1 と 192.168.0.2 の間で交換されるパケットのみ に一致します(and は host 192.68.0.1 という条件と、 host 192.168.0.2 という条件が同時に満たされるという意味です)。

一方、以下の例では、192.168.0.1 か、または192.168.0.2 に関係するパケット のみがキャプチャされます。

host 192.168.0.1 or host 192.168.0.2

これは、192.168.0.1 から255.255.255.255 にブロードキャストされたパケット などにも一致します。

さて、先の host [my IP] というフィルタでstartボタンを押すと、キャプチャが 始まりますが、当然何も通信していないと何も表示されません。そこで、 ブラウザで適当なサーバへとアクセスしてみましょう。 (何時までもキャプチャしても仕方ないので、一通りページが表示されたら Stop ボタンを押してキャプチャを停止させておきましょう。)

\epsfile{file=ethereal-capture,scale=0.3}



Noriyo Kanayama