next up previous contents
Next: 2.8 サービス Up: 2.7 ネットワークアドレスの管理 Previous: 2.7.2 ホストデータベース

2.7.3 名前の解決

前の節でローカルな名前の解決には /etc/hosts ファイルが用いられる 事を学びましたが、名前の解決にはその他にも DNS や NISなどもあり ます。このように複数の名前の解決方法がある場合、それらの順序が 問題となります。 元々、SolarisやLinuxには、nsswitch.conf という、よりエレガントな方法があり、名前解決の状態によって 解決を終わるのか、更に別の名前解決を試行するのかと言った状態 遷移による順序決定が出来るようになっています。 幸い、FreeBSDもようやく 5系統から nsswitch.conf が提供されるように なりました。

以下は、デフォルトでの nsswitch.conf の内容です。

group: compat
group_compat: nis
hosts: files dns
networks: files
passwd: compat
passwd_compat: nis
shells: files

上の例では、ローカルデータベース(/etc/hosts)を見、それで解決しない場合は DNSを検索するという設定になっています。 しかし、DNSで検索する場合、自分のドメイン名や、どのDNSサーバ を検索するのかという問題があります。通常は、hostnameに設定された 名前から自分の所属するドメイン名は自動的に決定されますが、 検索DNSサーバや、複数ドメイン名の検索などのためには設定ファイル /etc/resolv.conf を用意します(DHCPでIPを設定する場合、DNSサーバ の情報も流していれば自動で resolv.conf ファイルは生成されます)。 resolv.conf の詳細については DNS の章で学びます。



Noriyo Kanayama