next up previous contents
Next: 4.5 リゾルバ Up: 4. DNS Previous: 4.3 rndc.key の生成

4.4 ネームサーバの起動

FreeBSD でネームサーバを動かす場合には、 次のように /etc/rc.conf に記述した上で、

named_enable="YES"

以下のようにして named を起動する(この際に、下で述べる rndc などは自動で設定される)。

    # /etc/rc.d/named  start

一方、他のシステムなどで、ネームサーバを手動で動かす場合には 次のようにして起動する。
    /usr/sbin/named  -c   /etc/namedb/named.conf
ちなみに -c オプションはconfファイルの指定である。 (BIND8 では -c でも、-b でも同じ意味であったが、BIND9では -c になっているので注意すること。)

プライマリマスタ上でゾーン情報を書き換えた場合には、named に kill -HUP を送ってゾーンファイルを再度読み込ませなければならない。 この際に、当該のゾーンファイルのシリアルを変更しておく事を忘れないように しなければならない。

ちなみに、FreeBSD では /var/run/named/pid に named のプロセス番号が 書き込まれているので、以下のようにしても良い。

    # kill -HUP `cat /var/run/named/pid`

また、ネームサーバの dump を取りたい場合には、

    # kill -INT `cat /var/run/named/pid`

で /etc/namedb/named_dump.db というダンプファイルが出力される。

また、rndc を用いて行うことも出来ます。 rndc は動作中のnamed を制御する目的でつくられたプログラムで、 先にrndc.keyを作成してあるので、rndc.keyを読めるユーザ(通常は、rootのみが 読めるように設定してあります)からなら誰でも制御できます。

    # rndc reload

rndc のコマンド(rndc の後ろにコマンドは指定)の主なものには以下のものがあります。

その他のコマンドについては、rndc をオプション、コマンドの指定無しで動かすと 表示されます。

なお、FreeBSDではセキュリティのために sandbox (砂場)というメカニズム(ftpdで 使われているものと似ている)が用意され、上記の設定ではこの sandbox で named が動くようになっている。このために、named は /var/named/ 以下を / と考えるプロセスとして動き、そのために /etc/namedb/ が /var/namedb/etc/namedb/ にリンクされていたのであった (pid なども考慮されている)。



Noriyo Kanayama