ローカルの /etc/aliasesの例を下に掲げる。
(sendmail の標準では /etc/mail/aliases であるので、注意が必要。
同一にするのならば、シンボリックリンクを張れば良い。)
# staff: kanayama,sakamoto,saga,momma kanayama: kanayama@pc2f001.summer00.wakhok.ac.jp sakamoto: sakamoto@pc2f002.summer00.wakhok.ac.jp saga: saga@pc2f003.summer00.wakhok.ac.jp momma: momma@pc2f004.summer00.wakhok.ac.jp |
きちんと aliases が同一であるように pc2f001.summer00.wakhok.ac.jp
などの個々のホストを調整していたならば(通常、必ずどちらかで
編集して、コピーするようにすれば良い)、pc2f002についた
kanayama 宛のメイルは必ず kanayama@pc2f001.summer00.wakhok.ac.jp
へと転送される。
つまり、個々人の mail spool ホストを固定することが可能になるのである
(ちなみに、上の staff のように複数の人を一つの aliases として登録する事も
出来る)。
この aliases がないと、あるホストに到着したメイルが受け取って良いと考えられる
メイルならば(つまり、ユーザー登録されたユーザー)、そのホストはメイルを受け
取ってしまう。その結果、複数のホストに個人宛のメイルが分散されてしまう
事があるわけである。
ちなみに、メイルの届く可能性のある全てのホスト上で
すべてのユーザーのホームディレクトリが参照することが出来る場合には、
~/.forward も参照される。従って、メイルの転送においては、
/etc/aliases, ~/.forward が順に参照されるが、基本的に
.forward ファイルはユーザーの自由になる、つまりカスタマイズ可能な
ものなので、これに配送を頼るのは得策とは言えない。
(但し、管理者が正しく設定していても、ユーザが間違った設定を
~/.forward にしてしまえばメイルの無限ループが生じたり、メイル
が着かないということは起こり得る。一方、~/.forward を見ないという
設定も可能であるが、これはこれでユーザにとっては不便になるので
止める訳にも行かないだろう)。