HTMLとは、どんな言語か?

HTMLの細かい説明をする前に、 HTMLという言語の目的と特徴について考えてみましょう。

「プログラム」は、 コンピュータが理解できるようなルールに基づいて 書 かれなくてはいけません。 「プログラム言語」は多くの種類がありますが、 どれも必ず決められたルール(文法)があります。

HTMLも例外ではありません。 後で説明するように、覚えなければならない最低限の約束は存在します。 ただし、他の言語(たとえばC言語など)と比較すると、 その文法は非常に単純です。おそらく 2、3日あれば基本的な部分はほとんど覚えられるでしょう。 ですから、まず安心して取り組んでください。

プログラム言語がたくさんあるのは、それぞれが独自の目的を持っている からです。 HTML の目的は何でしょうか?

それは、次のようにまとめることができるでしょう。

マルチメディアのテキストの内容を指定する。

それらのデザインやレイアウトをコントロールする。

他の文書や画像データなどとの関連を指定する。

このような目的を持っているため、 C言語などとはかなり違った特徴があります。 この違いも簡単にまとめておきましょう。

テキストのデータと、それをコントロールする命令 (コマンド)とが 同じ1つのファイルの中にある。

文法のポイントは、この「データと コマンドの区別」をどうやって指定するか? ということ。

C言語のように計算を行ったり、その値を記憶したりする 機能はない

C言語のように繰り返しや条件分岐を行わせるような 機能はない。