アプレットの利用法


HTML のページへの組み込み

 アプレットを WWW のページで利用する方法を説明します。
 HTML におけるアプレットの扱いは、インライン・イメージと似ています。 アプレットは、 横幅(WIDTH)と高さ(HEIGHT)が確定した矩形の領域を占めます。 レイアウトのポリシーや細かい規則はブラウザに依存します。
HTML では、テキストの中に < と > で囲まれる命令を埋め込みます。 アプレットをページに「張り付ける」ための命令は、 たとえば次のようになります。


  <APPLET CODE="MyClock.class" CODEBASE="classes"
          WIDTH="200" HEIGHT="40">
  <PARAM NAME="BGCOLOR" VALUE="red">
  <PARAM NAME="FONT" VALUE="LARGE">
  </APPLET>

 <APPLET> がアプレットであることを示す命令です。 これに始まって </APPLET> で終わるまでの範囲が、 アプレットの情報の記述に用いられます。
 <APPLET> の中には、CODE="" によるバイトコードの指定が必須です。 バイトコード名は拡張子 .class も省略できません。
 バイトコードが置かれているディレクトリは、CODEBASE="" によって 指定することができます。 URL の絶対名もしくは、HTML のドキュメントが置かれた ディレクトリからの相対パス名で指定してください。 この指定によって、 他の人が開発したアプレットを自分のページに利用したり、 自作のアプレットのコードを特定のディレクトリに集めて管理する ことが可能になります。
 HTML のドキュメントとバイトコードが存在するディレクトリが同じ場合は、 CODEBASE="" を特に指定する必要はありません。

 アプレットのサイズは、 自分自身のプログラムによって変化することもあり得ます。 しかし現在の Netscape 2.0 は、アプレットのサイズの動的な変化 にまでは対応していません。 そこで最初から領域のサイズをきちんと確保しておく必要があります。 <APPLET> 内の WIDTH および HEIGHT の指定も、現行では必須です。 (アプレットのプログラム内で実行されるサイズ指定とは独立です。)
 以上のような全てのアプレットに共通する情報は、<APPLET> の コマンドの中で指定します。 これに対してアプレットに固有のパラメータの設定は、 <PARAM> のコマンドによって行います。 1つのパラメータに対して1つの <PARAM> を用い、 NAME="" と VALUE="" という形式でパラメータ名およびその値のペアを 指定します。パラメータ名はもちろん文字列ですが、 その値もすべて文字列のデータのままアプレットに渡されます。 どんなパラメータが利用できて、どんな意味を持つのかは、 アプレットのプログラムによってルールが決められます。

 アプレット・ビューワを使う場合は、コマンドラインから次のようにして 呼び出します。引数に与えるのは HTML のファイルです。 (appletviewer は長くて打ち込みにくいので、av のように 短かくて覚えやすい alias を登録しておくと便利でしょう。)


appletviewer ReadArea.html

AppletViewer の場合、表示されるのはアプレットのみで、ページの他のテキスト やレイアウトを確認することはできません。 にもかかわらず HTML のファイルを読み込ませるのは、 サイズやパラメータの情報がないとアプレットの形状が確定しないからです。