Imageクラスは Objectクラスの直接のサブ・クラスです。
java.awtパッケージに含まれます。
Imageは画面に表示される絵や写真などの画像を表すクラスです。
Imageのオブジェクトを得る方法については
Appletクラス
の関連部分を、
Imageの描画については
Graphicsクラス
の関連部分を、
イメージのフィルタリングなどの処理については
java.awt.imageパッケージ
を参照してください。
Imageクラスの変数
Imageクラスの publicなフィールドとして static かつ final な
Objectが1つと int型の定数が5個存在します。
- public static final Object UndefinedProperty
- public static final int SCALE_DEFAULT
- public static final int SCALE_FAST
- public static final int SCALE_SMOOTH
- public static final int SCALE_REPLICATE
- public static final int SCALE_AREA_AVERAGING
UndefinedProperty は、
イメージに指定したプロパティが定義されていないことを表します。
下記の getProperty()メソッドの返値として利用されます。
int型の定数は、
イメージの表示の時のスケーリングやディザリングの状況を表すものです。
下記の getScaledInstance()メソッドの引数として利用されます。
Imageクラスのメソッド
Imageは抽象クラスです。その実装はシステムに大きく依存します。
全部で 7個のメソッドが定義されています。
- public abstract int getWidth(ImageObserver observer)
- public abstract int getHeight(ImageObserver observer)
- public abstract ImageProducer getSource()
- public abstract Graphics getGraphics()
- public abstract Object getProperty(String name, ImageObserver observer)
- public abstract void flush()
- public Image getScaledInstance(int width, int height, int hints)
getWidth() と getHeight() はイメージのサイズを調べるメソッドです。
並列して実行されている読み込み処理によって変更が生じた時に
通知を受け取ることができるように、
ImageObserver のオブジェクト(たとえばアプレット自身)を
引数に与える必要があります。
getSource() および getGraphics() メソッドは、イメージのデータに
フィルター処理を施す場合に利用されます。
(画面に表示されたイメージを操作するメソッドではありません。)
getProperty() メソッドは、指定したプロパティ名に対応する情報を返します。
flush()メソッドは、イメージの内容をいったんクリアし再読み込みを実行します。
getScaledInstance() はスケーリングの処理を施した Imageのオブジェクトを
返します。最後の引数には、Image クラスに定義された5つの定数の
いずれかを指定します。