TextArea

TextAreaクラスは Componentの直接のサブクラスではなく、 TextComponentクラス のサブクラスです。 java.awtパッケージに含まれます。 TextAreaクラスは、 テキストを入力するためのアイテムの 機能を提供します。 TextAreaは複数行にわたるテキストの入力処理に用いられます。 1行のみのテキストを取り扱うためには、 TextFieldクラス が用意されています。
TextAreaクラスには、 スクロールバーの有無を指定するための publicで static かつ finalなフィールドが4個定義されています。

この他にオブジェクトのサイズや色などの基本的な性質は Componentクラスから、 テキストの内容の情報は TextComponentクラスから継承し、 内部に記憶しています。

TextAreaクラスのメソッド

TextAreaクラスには、 5個のコンストラクタと20個のpublic なメソッドが用意されています。 また、テキストを取り扱うための基本的なメソッドは、 TextComponentクラス の中で定義されています。

コンストラクタ

textはアイテムの初期設定の文字列です。 columnsはアイテムに表示可能な桁数、rowsは表示可能なテキストの行数です。 scrollbars は上記のフィールドのいずれかの値を用いて、スクロールバーの 有無を指定します。

メッソド

getRows()は表示可能な行数を返し、 setRows()は表示可能な行数を設定します。
getColumns()は表示可能な桁数を返し、 setColumns()は表示可能な桁数を設定します。
getScrollbarVisibility()はスクロールバーが表示されているかどうかを、 上記のフィールドの値のいずれかで返します。
getPreferredSize(),preferredSize()は指定された表示可能な行数、桁数に対応した 画面上での実際のサイズを返します。表示可能な行数、桁数の指定を省略した場合には 現在の表示可能な行数、桁数に対応するサイズを返します。 JDK1.1では getPreferredSize() を使用することが推奨されています。
getMinimumSize(),minimumSize()は指定された表示可能な行数、桁数に対応した 画面上での最小のサイズを返します。表示可能な行数、桁数の指定を省略した場合には 現在の表示可能な行数、桁数に対応する最小のサイズを返します。 JDK1.1では getMinimumSize() を使用することが推奨されています。
append(),appendText()はテキストの末尾に文字列の内容を追加します。 JDK1.1では add()を使用することが推奨されています。
insert(),insertText()はテキストの指定された場所に文字列の内容を挿入します。 JDK1.1では insert()を使用することが推奨されています。
replaceRange(),replaceText()は、 指定された範囲のテキストの部分を新しい内容に置き換えます。 JDK1.1では replaceRange()を使用することが推奨されています。
addNotify()は独自のデザインを利用する場合に、その登録のために呼び出します。