Toolkit

Toolkitクラスは Objectクラスの直接のサブクラスです。 java.awtパッケージに含まれます。
Toolkitは AWTの世界と現実のウィンドウシステムとの間の橋渡しをするクラスです。 イメージなどの資源をウィンドウシステムから得たり、 画面のサイズなどの情報を調べたりする機能を提供します。
その性格上、Toolkit自身は abstractなクラスです。 JDKの表に現れるのは、抽象化されシステム依存の部分を覆い隠した存在です。 システムに依存する部分も含んだウィンドウシステムの実装を表すクラスの 共通のスーパークラスとなります。 プログラム内ではシステムに依存しないコードになるよう、 あたかも Toolkitというクラスがオブジェクトが生成されているように記述されます。

Toolkitクラスには publicなフィールドは存在しません。

Toolkitクラスのメソッド

Toolkitはabstractなメソッドであるためコンストラクタはありません。 20個のpublic なメソッドが用意されています。

メッソド

getScreenSize()は画面のサイズを返します。
getScreenResolution()は画面の分解能を返します。
getColorModel()は画面のカラーモデルを返します。
getFontList()は画面で利用可能なフォント名の一覧を返します。
getFontMetrics()は 指定されたフォントに対応するFontMetricsのオブジェクトを返します。
beep()はビープ音を鳴らします。
sync()は画面の表示の更新を強制的に実行させます。
getDefaultToolkit()はそのシステムで使用される Toolkitのオブジェクトを 返す staticなメソッドです。 通常 Toolkitのオブジェクトを得るためにはこのメソッドが使われます。
getImage()は指定されたパス名もしくは URLのデータファイルを元に イメージのオブジェクトを返します。
prepareImage()は指定されたイメージオブジェクトを 指定されたサイズで描画できるように用意します。 サイズに -1 を指定するとイメージの本来のサイズを指定したことになります。
chekImage()は指定されたイメージのオブジェクトのデータの読み込み状況を返します。 返される int型の数値の各ビットの意味は ImageObserverインターフェイスに 定義されています。
createImage()はメモリ上のイメージデータもしくは ImageProducerを実装したクラスが提供するデータストリームを元にして Imageのオブジェクトを生成します。
getPrintJob()は印刷処理を実現するPrintJobクラスのオブジェクトを返します。
getClipboard()は Copy and Paste などの機能を提供するために 用意された Clipboardクラスのオブジェクトを返します。
getMenuShortcutKeyMask()は メニュー操作のキーによるショートカットの処理を行う際のキーマスクを返します。 デフォルト値は CNRLキーのマスクです。
getSystemEventQueue()は現在システムで処理を待っているイベントの列を 表す EventQueueクラスのオブジェクトを返します。
getProperty()は指定されたキーの値に対応するプロパティの値を システムから取得します。