java.awt.eventパッケージ
JDK 1.1 から新しいイベントモデルが採用されました。
java.awt.event は、そのための機能を提供するサブパッケージです。
イベントを表すクラス群(MouseEventなど)、
イベントを受け取って処理を実行するメソッドを定義した
Listener のインターフェイス群(MouseListenerなど)、
それらを実装したアダプタのクラス群(MouseAdapterなど)から構成されています。
イベントを表すクラスは、すべて java.awtパッケージの AWTEventクラスの、
AWTEventクラスは、java.utilパッケージの EventObject クラスの
サブクラスです。
また、このサブパッケージのイベントのクラスは、
AwtEvent クラスを共通のスーパークラスとします。
Listener のインターフェイスは、すべて java.utilパッケージの
EventListenerインターフェイスのサブクラスです。
JDK1.2 から新たに追加された swingコンポーネントのイベント処理に関連する
クラスは
java.awt.swing.eventパッケージ
に含まれます。
インターフェイスの一覧
- ActionListener
Buttonのクリック、TextFieldのリターンキーの入力などを処理する
ActionPerformed()メソッドを定義します。
- AdjustmentListener
Scrollbarなど連続的に値が変化するコンポーネントの操作の処理を行う
adjustmentValueChanged()メソッドを定義します。
- ItemListener
Choiceや Listなどのように、複数の項目からの選択を行うオブジェクト
(ItemSelectableのサブクラス)の操作を処理する
ItemStateChanged()メソッドを定義します。
- TextListener
テキスト入力のコンポーネントへの文字の入力の処理を行うための
メソッド textValueChanged()を定義します。
- MouseListener
マウス入力を処理するための5個のメソッド
mouseEntered(),mouseExited(),mouseClicked(),mousePressed(),mosueReleased()
を定義します。
- MouseMotionListener
マウスの移動に対する処理を行うための2個のメソッド
mouseDragged(),mouseMotioned()を定義します。
- KeyListener
キー入力を処理するための3個のメソッド
keyTyped(),keyPressed(),keyPeleased()を定義します。
- FocusListener
キーボードフォーカスの移動の通知を処理するメソッド
focusGainded(),focusLost()を定義します。
- ComponentListener
コンポーネントのサイズ変更、位置の移動、表示・非表示の切り替えの
操作に対する処理を行う4個のメソッド、
componentResized(),componentMoved(),componentShown(),componentHidden()
を定義します。
- ContainerListener
Containerに Componentのオブジェクトが追加または削除する操作に
対する処理を行うメソッド、
componentAdded(),componentRemoved()を定義します。
- WindowListener
画面内でのウィンドウの操作(サイズの変更、アイコン化など)に対する
処理を行う7個のメソッド
windowOpened(),windowClosing(),windowClosed(),windowIconfied(),
windowDeiconfied(),windowActivated(),windowDeactivatied()を定義します。
クラスの一覧
- ActionEvent
Buttonのクリック、TextFieldのリターンキーの入力などによって発生する
イベントを表すクラスです。
AWTEventの直接のサブクラスです。
- AdjustmentEvent
Scrollbarなど連続的に値が変化するコンポーネントの操作によって
発生するイベントを表すクラスです。
AWTEventの直接のサブクラスです。
- ItemEvent
ChoiceやListなどのように、複数の項目からの選択を行うオブジェクト
(ItemSelectableのサブクラス)に発生したイベントを表すクラスです。
AWTEventの直接のサブクラスです。
- TextEvent
テキストを扱うコンポーネントに発生したイベントを表すクラスです。
AWTEventの直接のサブクラスです。
- InputEvent
入力イベントを表す抽象クラスです。ComponentEventのサブクラスです。
キー入力の修飾(Shiftキーの押し込みなど)の情報などを定義します。
- MouseEvent
マウス入力のイベントを表すクラスです。InputEventのサブクラスです。
- KeyEvent
キーボード入力のイベントを表すクラスです。InputEventのサブクラスです。
- FocusEvent
キーボードフォーカスの移動のイベント
を表すクラスです。ComponentEventのサブクラスです。
- ComponentEvent
コンポーネントのサイズ変更、位置の移動、表示・非表示の切り替えの
操作によって発生するイベントです。
AWTEventの直接のサブクラスです。
- ContainerEvent
Containerに Componentのオブジェクトが追加または削除されたことを
表すイベントです。
ComponentEventのサブクラスです。
- WindowEvent
画面内でのウィンドウの操作(サイズの変更、アイコン化など)によって
発生するイベントを表すクラスです。ComponentEventのサブクラスです。
- PaintEvent
画面の再表示が必要になったことを意味するイベントのクラスです。
Componentの内部で処理され、paint()/update()メソッドを呼び出します。
対応する Listenerは存在しません。
- MouseAdapter
MouseListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。
- MouseMotionAdapter
MouseMotionListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。
- KeyAdapter
KeyListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。
- FocusAdapter
FocusListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。
- ComponentAdapter
ComponentListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。
- ContainerAdapter
ContainerListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。
- WindowAdapter
WindowListenerを形式的に実装したクラスです。
処理のメソッドの内容は空です。