Java WorkShop における JavaBeansの扱い


・ Java WorkShop では開発対象となるプロジェクトを下記の4種類に分類しています。 どの種類として取り扱うのかは、新規にプロジェクトを作成する時点で選択します。

Java WorkShop における開発対象の分類
名前意味
アプレット アプレット(Webのページに表示できるプログラム)
スタンドアローン javaコマンドで実行可能な通常のアプリケーション
パッケージ 他のプロジェクトのために用意されるクラスライブラリ
JavaBeans JavaBeansの規格に沿ったコンポーネント

 これらの分類は完全に対立するものではありません。 Javaの場合、一般のアプリケーションも多数のクラスの集まりであり、 クラスライブラリ(パッケージ)と見なすこともできます。 アプレットとしてもスタンドアローンのアプリケーションとしても機能する クラスを設計することも可能です。 そして、アプレットもスタンドアローンのアプリケーションもクラスライブラリの 中のクラスも、すべて JavaBeansとして設計することも可能です。
 プロジェクトの種類は、 開発する場合の Java WorkSHop側の取り扱いに影響します。 たとえば、「アプレット」としてプロジェクトが作成されると、 実行を確認するための HTMLファイルの作成や AppletViewrの呼び出しを、 Java WorkShopの側で自動的に行ってくれます。 同様に JavaBeansとしてプロジェクトを作成すると、 「構築」の作業時にコンパイルの作業の他、 関連するファイルを Jar形式のアーカイブにまとめる作業まで自動的に行われます。

・ プロジェクトを JavaBeans として作成することによって生じる最大の特徴は、 作成された Bean をツールの中で再利用できる点です。 通常の java.awtのコンポーネントと同じように GUIの作成の部品になるのです。 そのために Java WorkShopでは、 GUI作成の「コンポーネントパレット」に、プログラマが独自に設計した Bean を組み込むための機能が用意されています。
 この機能を利用するのはそれほど難しいことではありません。 なぜなら JavaBeansとして構築されたプロジェクトは既に Jar形式になっている からです。 単に Jar形式のファイルを指定すれば、後は Java WorkShopが必要な処理を行い、 「コンポーネントパレットへの組み込み」まで自動的に処理してくれます。


Beanを取り込んで部品として利用する開発ツール