ツールへの Beanコンポーネントの組み込み


・ Java WorkShop 2.0 で Beanを利用して 他のアプリケーションを開発ことを考えます。 手順は以下のようになります。 ポイントを順に解説していきましょう。

  1. 部品となる Beanの開発
  2. Beanの GUIビルダへの組み込み
  3. GUIビルダを用いたアプリケーションの開発

 部品となる Bean自体を Java WorkShop 2.0 で開発することができます。 また既にある Beanを流用してもかまいません。 いずれの場合も利用するためには、 必要なデータをアーカイブ化した Jar形式のファイルにしておく必要があります。 (Beanの開発について
 Java WorkShop の GUIビルダの「コンポーネントパレット」に Bean を追加することができます。 このための処理は GUIメニューの「パレットにコンポーネントをインポート」 によって呼び出します。

設定ウィンドウの左側で元になる Jarファイルを指定します。 右側では、パレットのタブ付きページのどこに置くのかを指定します。 両方を設定したら中央にある追加ボタンをクリックしてください。
 現行の Java WorkShopでは、Jarファイルの内容はツールの内部で処理できる 形にコンパイルし直されて取り込まれます。 そのためのクラスは「シャドウ」と呼ばれます。 (したがって、元になる Jarファイルはインポートの時のみ必要で、 動的に参照されるわけではありません。)
 インポートが成功すると、 ツール本体のコンポーネントパレットに Beanが追加されます。

 パレット上の Beanは、他の AWTのボタンなどと全く同じようにして、 編集用のパネルの上に自由に張り付けていくことができます。

 Beanのプロパティを設定する方法も同じです。 また、Beanがプロパティの設定のために独自の機構を用いる場合には、 「カスタマイザ」と呼ばれるものを呼び出すことができます。 (カスタマイザは基となる Jarファイルに含まれています。) 上の例は、 ボタンに写真を張り付けることができる Bean ですが、 そのカスタマイザ は下のように表示され、写真のデータを選択することができます。

 このように Beanを既存のコンポーネントと全く同じ取り扱いによって、 GUIを構築していくことができます。