簡単なサンプルプログラムで JDKによるプログラムの開発を練習します。
準備1(学内向け):
最初は UNIX(Solaris)の環境で作業を行ないなさい。
各自のホームディレクトリの下にディレクトリ java を作成しなさい。
その中に移動して以下の作業を行いなさい。
(Windowsの場合は、Z:ドライブの下の javaというホルダーになります。)
準備2(学内向け):
最初に復習です。次のような条件を満たす
C言語のプログラムを作成しなさい。
コンパイルして動作も確認しなさい。
(ソースファイル名は welcome.c のように適当なものをつけなさい。
この作業は UNIXでないとできません。)
基本課題1:「メッセージを出力するプログラム」
javac Welcome.java
ls
java Welcome
基本課題2:「異なるプラットフォームでの実行」(学内向け)
基本課題3:「日本語メッセージの取り扱い」
基本課題4:「システムの違いと日本語」(学内向け)
javac -encoding SJIS Welcome.java
今週のレポート課題(学内用):
ここまでの課題が終わった人は、下記の項目を
tatsuo宛のメール
で報告しなさい。
Subject(件名):は java1 としてください。
応用課題1:「コマンド引数を処理する」
いつも同じメッセージではなく、
コマンド引数として外部から渡された文字列を表示させてみましょう。
java Echo abcdefg
java Echo 稚内北星学園大学
応用課題2:「コマンド引数がない場合のエラー処理」
コマンド引数の個数を事前に調べてチェックを行います。
java Echo abcdefg
java Echo
java Echo This is a pen.
応用課題3:「複数のコマンド引数を処理する」
コマンド引数が複数与えられた時、それらをすべて処理できるよう考えてみます。
java Echo This is a pen.
応用課題4:「標準入力からの入力を処理する」
javaでは標準出力への出力は手軽にできますが、
C言語の scanf()のような処理は以外に面倒です。
詳しくは java.ioパッケージの取り扱いの時に改めて解説しますが、
参考までにキーボードからの入力を処理する方法を紹介しておきましょう。
java ReadLine
>> This is a pen.