・   「Java言語」実習 第1回

JDK1.2 による開発

簡単なサンプルプログラムで JDKによるプログラムの開発を練習します。


・ 準備1(学内向け):
最初は UNIX(Solaris)の環境で作業を行ないなさい。 各自のホームディレクトリの下にディレクトリ java を作成しなさい。 その中に移動して以下の作業を行いなさい。 (Windowsの場合は、Z:ドライブの下の javaというホルダーになります。)

・ 準備2(学内向け):
最初に復習です。次のような条件を満たす C言語のプログラムを作成しなさい。 コンパイルして動作も確認しなさい。 (ソースファイル名は welcome.c のように適当なものをつけなさい。 この作業は UNIXでないとできません。)


・ 基本課題1:「メッセージを出力するプログラム」

  1. ソースファイル Welcome.java (教科書 P.20)を作成しなさい。
  2. javacコマンドでコンパイルをしなさい。
    
    javac  Welcome.java
    
    
  3. コンパイルの結果、バイトコード (Welcome.class)が生成されたことを確認しなさい。
    
    ls
    
    
  4. java コマンドを通じてプログラムを実行しなさい。
    
    java  Welcome
    
    

・ 基本課題2:「異なるプラットフォームでの実行」(学内向け)

  1. Solarisを終了させ、WindowsNT を立ち上げ、ログオンし直しなさい。
  2. MS-DOSウィンドウを開いて、Z:ドライブの中の javaに移動しなさい。
  3. dirコマンドで基本課題1:で作成されたファイルの存在を確認しなさい。
  4. UNIX上でコンパイルされた C言語のプログラムを実行しようとするとどうなりますか?
  5. javaのプログラムを基本課題1:と同じように実行してみなさい。

・ 基本課題3:「日本語メッセージの取り扱い」

  1. この課題は Windowsの環境のまま行ないなさい。
  2. 基本課題1:のプログラムが出力するメッセージを "Welcome to Java World!" から "ようこそ稚内北星へ" に変更しなさい。
  3. プログラムをコンパイルし直しなさい。
  4. 実行してみて、出力されるメッセージが変わることを確認しなさい。

・ 基本課題4:「システムの違いと日本語」(学内向け)

  1. この課題は Solarisの環境に戻してから行ないなさい。
  2. Windowsでコンパイルしたプログラムを、そのまま実行してみなさい。
  3. プログラムをそのままコンパイルし直そうとしてみなさい。 どうなりましたか?
  4. 次のようにすれば、異なる日本語コードのソースファイルも コンパイルできることを確認しなさい。
  5. 
    javac  -encoding  SJIS  Welcome.java
    
    

・ 今週のレポート課題(学内用):
ここまでの課題が終わった人は、下記の項目を tatsuo宛のメール で報告しなさい。 Subject(件名):は java1 としてください。

  1. C言語と Java言語を比較し、 プログラムの開発手順の共通する点を簡単に説明しなさい。
  2. C言語と Java言語を比較し、 プログラムを実行する時の違いを簡単に説明しなさい。

・ 応用課題1:「コマンド引数を処理する」
いつも同じメッセージではなく、 コマンド引数として外部から渡された文字列を表示させてみましょう。

  1. ソースファイル Echo.java を作成しなさい。
  2. javac コマンドでコンパイルをしなさい。
  3. コンパイルの結果、バイトコードが生成されたことを確認しなさい。
  4. クラス名以外にコマンド引数を与えてプログラムを実行しなさい。
    
    java  Echo  abcdefg
    java  Echo  稚内北星学園大学
    
    
  5. コマンド引数の内容をいろいろ与えて実行してみなさい。 引数を与えないとどうなるでしょうか?

・ 応用課題2:「コマンド引数がない場合のエラー処理」
コマンド引数の個数を事前に調べてチェックを行います。

  1. ソースファイル Echo.java を改良 してください。
  2. javac コマンドでコンパイルをしなさい。
  3. コマンド引数を与えてプログラムを実行しなさい。 また引数なしの場合、複数の引数を与えた場合の動作も確認しなさい。
    
    java  Echo  abcdefg
    java  Echo
    java  Echo  This  is  a  pen.
    
    

・ 応用課題3:「複数のコマンド引数を処理する」
コマンド引数が複数与えられた時、それらをすべて処理できるよう考えてみます。

  1. ソースファイル Echo.java をさらに改良 してください。
  2. コンパイルをしなさい。
  3. 複数のコマンド引数を与えてプログラムを実行してみなさい。
    
    java  Echo  This  is  a  pen.
    
    

・ 応用課題4:「標準入力からの入力を処理する」
javaでは標準出力への出力は手軽にできますが、 C言語の scanf()のような処理は以外に面倒です。 詳しくは java.ioパッケージの取り扱いの時に改めて解説しますが、 参考までにキーボードからの入力を処理する方法を紹介しておきましょう。

  1. ソースファイル ReadLine.java を作成してください。
  2. コンパイルをしなさい。
  3. プログラムを実行し、キーボードから行を入力してみてください。
    
    java  ReadLine
    >> This  is  a  pen.
    
    

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