・ 原始型

Javaには、数値、文字コード値、及び論理値の型と voidの計9種類の原始型が用意されています。これらはクラスではありません。

数値および文字コード値の型は以下の7種類です。 意味は C 及び C++ のそれにほぼ対応します。 ただし Javaの場合、short,int,long のサイズはマシンに依存せず常に固定です。 char は2バイトです。 数値は常に符号付き(2の補数表現)です。unsigned の宣言は存在しません。 数値および文字コード値の型とサイズは以下の表のとおりです。
char と short のサイズは同じですが、 プログラム内での取り扱いは区別されます。 ただしこれらの 7種類の型は、 char型も含めて互いにキャスト演算によって型を変換することができます。 なおサイズが大きな型から小さな型への変換については、 数値の情報が失われる恐れがあるのでコンパイル時に警告が出されます。 char と short の間も明示的なキャストが必要です。

Javaの数値および文字コード値の型
byte char short int long float double
1バイト 2バイト 2バイト 4バイト 8バイト 4バイト 8バイト

boolean型は論理値のデータを扱う型です。 値は true もしくは false です。
Javaでは論理値を数値にキャストすることはできません。

void型は実体が存在しない型です。 メソッドの返値が存在しないことを示すために用います。
Javaにはプロトタイプ宣言はありません。 メソッドの引数が存在しないことを void で記述することはありません。