awtコンポーネントの利用(1)
JDK βバージョンの画期的な改善は、
awtコンポーネントをアプレット内部に置くことができるようになった点でしょう。
awtコンポーネントのクラスは、
独自のパッケージを構成する Appletを除いて、
awtパッケージの中にまとめられています。
このパッケージには Graphics や Image などグラフィック関連の重要な
クラスも含まれていますが、
コンポーネントのクラスは全て Componentクラスを先祖とします。
Component のサブ・クラスは大まかに2種類に分類できます。
直接インターフェイスを担当する部品となるクラス(Button など)と、
それらをレイアウトする土台の役割をするクラス
(Panel や Appletが典型例)です。
この土台となるクラスは Component のサブ・クラス Container を先祖とします。
実際のプログラムで見てみましょう。
ボタンやテキスト入力のアイテムを内部に含むアプレットの例です。
(以下の例では表示されるだけです。
特定の処理に結びついてはいない点に注意)
import java.awt.*;
import java.applet.Applet;
/** awtコンポーネントを含むアプレット PanelTest クラス */
public class PanelTest extends Applet {
/** インターフェイスの部品の宣言 */
public Button button;
public TextField textFild;
/** 初期設定の処理 */
public void init() {
button = new Button("Push!"); // プッシュボタンを生成
add( button ); // プッシュボタンを追加
textField = new TextField(32); // 入力アイテムを生成
add( textField ); // 入力アイテムを追加
}
}
| クラス名 | 機能 |
|---|---|
| Button | プッシュ・ボタン |
| Canvas | 描画可能な領域 |
| CheckBox | 単独でトグル・ボタン グループ化して選択ボタン |
| Choice | メニュー・ボタン |
| Label | 文字列を表示する |
| List | スクローリング・リスト |
| TextArea | 複数行のキー入力アイテム |
| TextField | キー入力アイテム |