Java言語による開発

Java言語によって新しい Appletを開発する手順を説明します。


Java言語による Applet の開発手順は、 C言語などコンパイラ形式の言語とほぼ同じです。

  1. ソース・ファイル( .java )の編集。

  2. javac による「コンパイル」

  3. 生成されたコード( .class )を Applet として利用。

という3段階になります。
(実は生成されるコードはマシン語ではなく、「Javaインタープリタ」と呼ばれる 仮想的なマシンによって解釈され、実行されます。 その意味では普通の「コンパイル」とは違う作業ですが、 プログラマーからみた見かけは同じです。
また、生成された .class ファイルの管理 には、少し面倒なルールがありました。
これらの点については前回触れたので、 今回はソース・ファイルの書き方について主に説明しましょう。)

Java言語は、SUNによって開発された全く新しい「オブジェクト指向言語」です。 しかし、その文法はかなりの部分が C++ という言語と共通のルールを採用しています。 C++ は現在最も広く使われている「オブジェクト指向言語」です。 新たに覚えなければならないルールをなるべく減らして、 プログラマーの負担を減らそうという狙いです。 そして、C++ は C言語を基に発展した言語ですから、 Java言語は部分的には C言語に似た文法を持っているわけです。

オブジェクト指向言語である Java言語は、「クラス」という考え方が基本です。
「Java言語のプログラミング」=「新しいクラスを作る」 と考えて ください。
新しいクラスは全くゼロの状態から作ることはあまりなく、 たいていはもっと基本となる「部品」を組み立てることで設計が進みます。 Applet の場合もそうです。新しい Applet は、 既に用意されている基本となるクラス(その名前が実は Applet)がら 作り出されます。
Java言語では基本となる多くのクラスが、 「パッケージ」 と呼ばれる 12個のグループとして用意されています。 たとえば、新しいクラスの Applet を開発するために、 クラス Applet をベースに、図形を表示させるために Graphics Color というクラスを利用するのが普通です。

Java言語を使いこなすためには、言語の文法に加え、 こうしたパッケージの中のクラスがどんな機能を持っているか を知っておく必要があります。