java.io パッケージ


このパッケージは入出力やファイルを取り扱うためのクラスを提供します。 JDK1.0 でも存在したパッケージで、その基本的な役割に変化はありません。 ただし、JDK1.1 では「オブジェクトの転送」という新しい機能に関係する クラスとインターフェイスが追加されています。 また、JDK1.1 では国際化に伴うマルチバイト入出力への対応と 従来の InputStream, OutputStream を使ったアプリケーション の両立を図るために、Reader, Writerというクラス(およびそれらのサブクラス) が新たに導入されました。このせいで、クラスの個数は約2倍にふくれあがって います。

クラスの一覧

  • バイトストリームとキャラクタストリームとの変換を行うクラス ByteTOCharConverter() と CharToByteConveter は、 システムで使用されているコード(たとえば SJIS や EUC)と Java内部で用いられる Unicode との変換の機能を提供します。 システムごとのコードの違いを表面に現れないようにすることも可能になっています。
  • その他のクラス File と FileDescriptor はファイルおよびファイル・システムへのインターフェイス を提供します。ディレクトリの作成や情報取得は File クラスのオブジェクトを 通じて行われます。
    RandomAccessFileはランダム・アクセスを行うための機能を提供するクラスです。 (File のサブクラスではない。)
    StreamTokenizer はストリームをトークンに分解する機能を提供するクラスです。
    ObjectStreamClass は、バーチャルマシン間で転送されたオブジェクトを 取り扱うためのクラスです。

    インターフェイスの一覧

    後半の5つのインターフェイスは 1.1から新たに追加されたものです。 いずれも「オブジェクト転送」の機構を実装する際に用いられます。