java.util パッケージ
このパッケージにはプログラムを記述する上でしばしば用いられる
データ構造(Stack,Vector,Hashtableなど)やシステムとのやりとり
(乱数や時刻の取得など)を扱うクラスを提供します。
それぞれのクラスの間には特に関連性があるとはかぎりません。
JDK1.1では、このパッケージに国際化機能と新しいイベントモデルに
関係するクラスが追加されました。それらを中心に解説します。
国際化機能に関連するクラス
- Locale
- TimeZone
- SimpleTimeZone
- Calendar
- GregorianCalendar
- ResourceBundle
- ListResourceBundle
- PropertyResourceBundle
Locale は、国際化対応のアプリケーション内で
言語環境に関する情報を取り扱うためのクラスです。
TimeZone およびそのサブクラス SimpleTimeZone は
タイムゾーンに関する情報を取り扱うためのクラスです。
Calendarは国際化対応のアプリケーション内で、日時に関する情報を
従来の Dateクラスに代えて取り扱うためのクラスです。
GregorianCalender はそのサブクラスで、曜日の情報を知る機能などを
提供します。
ResourceBundleは複数の言語環境によってアプリケーションのリソースを
切り替える場合に、それらをまとめて取り扱う機能を提供します。
本格的な国際化対応のアプリケーションを開発する場合には、
欠くことができない重要なクラスです。
ListResourceBundle と PropertyResourceBundleはいずれも ResourceBundle
のサブクラスで、良く利用されるパターンに合わせて
プログラム内での記述が手軽にできるようにしたものです。
新しいイベントモデルに関連するインターフェイスとクラス
- EventListener
- EventObject
EventListener はイベントを受け取る機能を提供する Listener の仲間の
インターフェイスの共通のスーパークラスとなります。
EventObject はイベントを表す新しいクラス群の共通のスーパークラスに
なります。
これらのサブクラスの大半は
java.awt.eventパッケージ
に、
一部は
java.awtパッケージ
に含まれています。