JDK 1.02 のawtパッケージとクラス

JDK 1.02で提供されているawtパッケージとそのクラスの概要を紹介します。


 awt(abstract window toolkit)は、JDKの胴体あるいは手足にたとえるべき存在です。 事実 awt は JDKで最も大きなパッケージです。 このパッケージを通じてプログラマーは、ウィンドウ・システム のオブジェトを利用し、グラフィックのコントロールやイベントの処理を実現します。 正確に言えば、このパッケージ自身はウィンドウ・システムの ライブラリではありません。 それぞれのマシンのウィンドウシステム (X-Window、Windows、MacOSなど) へのインターフェイスを提供するのが、このパッケージの役割です。 このパッケージによって開発されたアプリケーションは、 特定のウィンドウ・システムに縛られません。 しかし見かけの上でのプログラミング内の取り扱いは、 直接ウィンドウ・オブジェクトを操作している場合と変わりはありません。 しかも、従来のウィンドウ・プログラミングよりもはるかに 簡単な記述で必要な機能を呼び出すことができます。
 このパッケージには 含まれるクラスの数も多いので、いくつかのグループに分けて紹介しましょう。