Java言語によるプログラミングを行うためには、
その開発環境である JDK(Java Development Kit)を
入手する必要があります。
JDK は 1996年 1月、正式にバージョン 1.0 がリリースされ、
1996年 10月現在の最新バージョンは 1.02です。
開発元の Sun では今後とも JDK を無償配布を続ける予定でいます。
Sun はインターネット上で、Java専用の WWWサービスを当初から行ってきました。
その URL は非常に簡単で覚えやすいものです。
http://java.sun.com/
現在では、このサイトのサービスは専門の JAVASOFT部門が担当しています。
JDK をダウンロードするためのページがすぐ捜し出すことができるでしょう。
念のため、その URL も記しておきます。
http://java.sun.com/products/JDK/1.0.2/index.html
なお、まもなく JDK1.1がリリースされる予定です。
その情報は、下記の URLから知ることができます。
http://java.sun.com/products/JDK/1.1/designspecs/index.html
Solaris( SPARC は2.3以降、X86 は 2.5以降)、
Windows NTおよび Windows 95 、Macintosh(System7.5以上)の
3種類の開発環境がダウンロード可能です。(1996年 10月現在)
JDK のサイズは圧縮されたアーカイブ形式で約4Mbyte 、
展開しても約6Mbyte(Winodws) から 8Mbyte(Solaris)です。
最近の標準的なアプリケーションのサイズと比較するなら、
JDK は決して大きなシステムではありません。
アーカイブを展開する以外にインストールの手間もかかりません。
(注意:JDK のクラス・ライブラリは圧縮形式(zip)のままコンパイラ等に
利用されます。このファイルまで圧縮を解く必要はありません。)
JDK に関するドキュメント類も Sun の Javaのホーム・ページなどから
情報を入手できます。
また現在かなり翻訳も進んで、日本語の情報も増えてきています。
JDK 1.02 は次のようなツール群から構成されています。
(括弧内は実行する時のコマンド名もしくはファイル名です。)
インタープリタとコンパイラの両方が存在するという点に、
首を傾げた読者もいることでしょう。
Javaの場合「インタープリタ」は、人間とインタラクティブにやり取りを
するものではありません。「仮想マシン(Virtual Machine) 」と呼ばれ、
通常のマシンがマシン語の命令を実行するように、
バイト・コードと呼ばれる符号化されたコードを読み込んで実行します。
Javaコンパイラは、厳密に言えば本物のコンパイラではなく、
このバイト・コードを生成するためのものです。
javah と javap は、Java言語のクラスのメソッドの実装を C言語によって
記述する場合に、そのテンプレートとなるファイルを自動生成します。
javadoc は、ソースプログラムの内部に埋め込まれた /** */ 形式のコメント
を基にして、HTML形式のオンラインドキュメントを自動生成します。
upgrade はαバージョンで開発した資源を利用するものですが、
今ではもう利用する機会は少ないでしょう。
標準クラス・ライブラリは、本来のディレクトリ構造を含めて
zip形式の圧縮ファイルにまとめられています。
コンパイラやインタプリタは、classes.zip をそのまま読み取ります。
このファイルを解凍して展開する必要はありません。
一種の「アーカイブ」だと考えてください。