Propertiesクラスとその利用

Propertiesクラスの意味とその利用法を解説します。
java.utilパッケージの Propertiesクラスは、 プログラム中で参照できる一種の「表」を提供します。 Propertiesのオブジェクト1つの中に 複数のデータが格納されてる点に注意してください。 関連するクラスとして、同じ java.util の中の Dictionary や Hashtableという クラスがあります。
Properties のオブジェクトの内部に格納されたデータは、 「キー(名前)」となる Stringのオブジェクトと、 「値」となる Stringのオブジェクトの対になっています。 表を検索するために getProperty()メソッドがあります。 このメソッドは与えられた「キー」に対応する「値」の Stringを返してくれます。
また Propertiesの情報は、まるごと Streamに入出力することもできます。 そのための load()および save()メソッドも用意されています。 この機能は、アプリケーションの個人環境の設定ファイルなどを使用する場合に 便利です。

Properties はアプリケーション固有の情報を取り扱うために独自に定義される他、 システムから実行環境の情報を取得するためにも利用されます。 Systemクラスには、実行環境を Propertiesのオブジェクトとして取得するための getProperties()メソッドが用意されています。


// システムのプロパティを得る
   Properties env = System.getProperties();

// プロパティの名前のリストを得る
   Enumeration names = env.propertyNames();

// プロパティの名前と値の一覧を標準出力に表示
   while( names.hasMoreElements() ) {

       String name = names.nextElement().toString();
       String value = env.getProperty( name );
       System.out.println( name + '\t' + ":" + value );
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