1-1-3: オブジェクトのメンバーへのアクセス


・ 生成されたオブジェクトを利用するためには、 その内部のフィールドやメソッドのデータを指定する方法が必要になります。 そのために記号 "." (ピリオド)が重要な働きをします。


Dimension big = new Dimension( 1000, 2000 );
Dimension small = new Dimension( 10, 20 );
int x = big.width;
int y = small.height;

Dimension は java.awt に含まれるクラスで、二次元のサイズを表します。 横幅の値を表す width と 縦方向の高さの値を表す height という名前の int型のフィールドを持っています。 したがって、Dimensionクラスのオブジェクトが記憶するサイズの情報を 取り出すためには、 big.width, small.height のようにするわけです。

・ 記号 "." はフィールドだけでなく、 オブジェクトの他のメンバーにアクセスするためにも用いられます。


Dimension big = new Dimension( 1000, 2000 );
Dimension small = new Dimension();
small.setSize( 10, 20 );
if( big.equals( small ) ) {
           :
           :

Dimensionクラスに定義された setSize()メソッドは、 縦横のサイズを同時に設定します。 equalsメソッドは、2つのサイズが等しいかどうかを判定します。